マーダー・フィルムのレビュー・感想・評価

17年12本目。
映画の中の殺人鬼が映画の外に飛び出して観客を殺しに来る！とよくありそうな内容。そしてＢ級にありがちなんだけど登場人物全員がウザい＆ムカつく。主人公一味とは別で来ていたゴリゴリカップルは良かった。逃げ惑うパートと捕まってからのグロゴアパートがある。
殺人鬼登場までの前半部分が結構長くて、普通にホラー映画を鑑賞している人たちを鑑賞しているだけ。面白くないことはないけども主人公一味がぺちゃくちゃ喋ったりクチャラーだったりイチャイチャ始めたりで幾らきったないＢ級映画館だとしても迷惑過ぎ。それにキレるデカ男が怒られるのなんでなん。
あと殺人鬼にあまり魅力を感じない。母親？と一緒に動くのはよくあるスプラッタホラーのオマージュといったところか。なんであの殺人鬼はこのビジュアルなのかとか動機はなんなのかとかがイマイチよく伝わらない。
ただヲチはあっさり味ながらも後味悪めなので良い終わり方だったと思う。好き。
邦ビジュアルは某ライドショーを彷彿とさせる？１枚目なんだけど、本国版ビジュアルめっちゃかっちょいい。邦ビジュアルもＢ級感ぷんぷんで嫌いじゃないけども