GANTZ:Oのレビュー・感想・評価

エログロ少なめの大阪編でした。
さっそく大阪編の豪華版をおさらいのためよ見直し。
なかなか良くできてます。
冒頭の黒服編もCG映画化希望！

ということで上映時間持て余し気味に感じた。巨大日本刀がジャキーンと伸びたときはかなり期待したけど、ぜんぜん斬れなくてカタルシスがのうてのう……山場になりそうでならなかったアレは何とかならんかったのか

映像は素晴らしい。
スーツの質感、スクリーン映えするメカギミックに戦闘シーン。
ただ、脚本に関しては読み切り漫画のようでちょっと残念。
原作の流れをすっ飛ばして大阪編やる以上、多少無理が出るのは仕方ないけれど、風や坂田など東京チームの他メンバーや、大阪の何人かを丸々カットしているので、悪い意味でテンポが良すぎたかなと。

(原作通りとはいえ、レイカ要素が物足りなかったんで可能なら恐竜と鬼も映像化お願いします…)

公開日に観てきました。元々、原作のファンです。大阪編はホスト侍を始めとする、前の章から視聴していないと伝わりづらい設定がある為、新規にどう見せるのか気になっていましたが、設定の改変は許容範囲です。とにかくCGは凄まじいです。スタッフの方の執念を感じます。スーツの質感、レイカの下乳（笑）、天狗、ぬらりひょんの造形など、絵の説得力があります。あまり評価の高くないTVアニメに比べ、絵に吸引力があり、世界観にスムーズに入り込めました。
しかし、脚本と演出の既視感がとにかく目につきます。規制の関係上、仕方ないところもあると思うのですが、こちらはエログロを観に来ているのに、前菜以降、違う種類の料理を挟まれたような気分です。最近の原作有の日本映画の悪癖である500番煎じくらいの安っぽいセリフ回しのドラマ部分を長回しで何度か観させられます。結構前の漫画なんだから、演出は控えめくらいが丁度いい塩梅ではないでしょうか？2時間以内にエモーションのピークを作る為にはこうせざるを得ないのかもしれませんが、どのみち既視感がチラついて大して感動できないんだから、この時間を原作のシーンの再現にもう少し割いて欲しいです。気に入ってるシーンが削られ過ぎていてガッカリしちゃいました。あと、玄野の声優は梶さんじゃないんじゃないかな？（笑）梶さんの声は好青年感があり過ぎて、元ゲスの玄野の声にはちょっと違和感があるかなぁ。

CGには100点を出したいんですが、原作愛故、上記の点で、少し減点です。原作をそのままやってくれたら100点だったのに…。しかし、今回CG制作に携わったスタッフの方には本当に感謝です。戦闘シーンだけでも、劇場で観る価値は充分にあります。オススメです。

アクションシーンもモーションキャプチャーを使用して製作されているので細かな部分の動きも再現されていてカッコいいですよ。自分はガンツバイクやハードスーツが活躍するシーンは、大感激でした。
原作が好きな人は意見がわかれるかもしれません。その理由は登場キャラが敵味方共に減っています。そのせいか乱戦っぽさがなくて少し物足りない気はしました。
でも、いい映画です。続編出て欲しいなぁと思ったくらいです。

リアルな映像で全編見ごたえのある作品でした。
漫画と比べて敵味方ともに出なかったキャラが多いためその点が残念に思えましたが、上映時間の関係でしかたないと思います。

漫画と比べてエロがないです(女の子の胸は必要以上に揺れていた)
メンバーの数が違うので内容が所々違いますが最後はきれいにまとまった話のように思います。
(劇場版の世界として)