「ミュージカル系だった!」美女と野獣 Pote Salaさんの映画レビュー(感想・評価)
ミュージカル系だった!
昔からあるディズニー物語が大好きです。アニメーションの方の美女と野獣はとても好きで、ディズニープリンセスの中ではベルが一番好きでした。
今回、実写版という事で期待はしていませんでした。特にベル役がエマワトソンで、もうハーマイオニーとしか見れないだろうと予想もありましたから。
しかし、映画館公開直前に金曜ロードショーで実写版シンデレラが公開され、観てみるととても素晴らしい映画で感動し、今回の美女と野獣もこのように素晴らしい映画だといいな、と期待を込めて彼と観に行きました。
私はミュージカル映画が苦手で、少し前に人気だったララランドという映画もミュージカル映画と知らずに1人で観に行き、退屈で初めて映画途中に劇場を去りました。
すると、今回の美女と野獣も冒頭からエマワトソンが歌うシーンから始まり、殆どが歌うシーンでした。
もっと内容を多く入れ込んで欲しかったので残念です。
すごく大きな音で皆んなが歌うシーンもありますし、内容の密度がスカスカ。映画って、こんなに短いものだったっけ?と思うくらい薄っぺらな物に感じました。
しかし、見所もありました!
それは、やはりアニメーションでも一番の見所と言える、ベルと野獣がダンスをするシーンです。アニメーションと同じ音楽も流れちゃんとポット夫人が歌い、2人のダンスも見事な物で感動し、このシーンだけで泣きそうになりました。
ただ、やはり全体を通してミュージカル要素が強すぎです。最近流行ってるんですかね?
美女と野獣はとても素敵な物語ですので、せっかく実写版にするのでしたら、実写版シンデレラのように、映像美や演出、役者にごたわり、人の心を掴む、わぁ!と感動できる映画にして欲しかったというのが、ディズニー物語好き、綺麗な映画好きな私の感想です。
彼と観に行ったので、もっと雰囲気のある映画が良かったなぁ。。
"これはミュージカル映画です。歌うシーンがほとんどです。"と注意書きがあれば映画を観る前に観るかどうか判断できるのになぁ、、とつくづく思いました!