「文学とエンターテイメントと」アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
文学とエンターテイメントと
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これアリス駄目だよね。勝手にクロノスフィア持ち出して世界を危機に陥れてさ。白の女王もひでえよ。「お前がいけねえんじゃん」って話。赤の女王もさ、そこまで怒んなよ。
でも「そんなの関係ねえ!」って登場人物ばっかでさ、心の動きが枠に収まってない人物ばっかなんだよね。そこが文学っぽかった。
アリスの冒険はハラハラドキドキだから、そこはエンターテイメントなのね。
クロノスフィアを戻すシーケンスも良くてね。「えー、どうすんだよ!」ってところから、ちゃんと納得した。
エンタメで楽しみながら観てて、それでも何かについて考えるから、とても良かったな。
ラストシーン手前のお母さんの「Alice can do whatever Alice choose.」も良かった。
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