ピートと秘密の友達のレビュー・感想・評価
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インディペンデント作家が撮り上げたディズニーの商業映画は仕上がりも上々
前作『セインツ』をサンダンス映画祭でお披露目する直前、次なる目標としてロウリー監督が書き出した項目の中にこのディズニー映画のリメイク案件が含まれていたという。当時まだインディーズ作家に過ぎなかった彼が、まさか本当に商業映画を撮り上げてしまうなんて、誰が想像しただろう。本作の始まり方はファミリー映画にしてはやや衝撃的だ。柔らかな触感の中に胸の張り裂けそうな哀しみが見え隠れする。両親との別れ、最高の友達との出会い。それから何年も月日が過ぎ去り、主人公の少年にはこの慣れ親しんだ大自然の住処を離れる時がやってくる。このいくつもの通過儀礼を経て成長していく過程が明るさと笑いに満ち、とても心を打つ。誰一人として真の悪人が存在しないところも安心してみていられる秘密だろう。ロウリー監督の『セインツ』や『ア・ゴースト・ストーリー』にも通底する共通点、それにレッドフォードの妙演などもじっくり堪能したいところ。
脱走は好き
エリオットと名付けられたドラゴン。空を飛ぶこともできるし、透明になることもできる。顔だけ見ていると犬っぽい感じ。ピート(ベントリー)は保護されるが、エリオットも人間に見つかってしまい捕獲され、そこから脱走といった冒険が始まる。ストーリーは単純なだけに子供にウケそうな作品。
ロバート・レッドフォードが出演しているのも締まった作品に仕上がってる。
ドラゴンが犬みたいだけど
非常にいい。
どうせ子供騙しみたいなもんだろうって油断してた。
人間の愚かさとか、ピートの純粋さ色々心にグッとくる。
ピートは人間と暮らすのが幸せなのかなぁ。
ところで紹介のところに書いてある3つの約束ってどこでしたの⁈
小粒だが良作
ピートとドラゴンのリメイクということで鑑賞。
さすがは安定のディズニーと言ったところで、爽やかに見て感動もできる良作に仕上がってる。
ただ、全体的にトーンが落ち着きすぎていてクライマックスもちょっと物足りない感じ。
優しいおじいちゃんのロバート・レッドフォードは良かった。
あとブライス・ダラス・ハワードはジュラシックの時みたいな嫌味な役じゃなくて、こういう優しいお母さん系の役が本当素敵だな〜
こじんまり
スケールの大きい話だと思ってたけど、案外こじんまりしてた。
キャラクター紹介だけで終わってしまった物足りなさがあった。
ピートもエリオットも可愛かったから二人でいるところをもっと見たかった。
王道は王道だけど、悪い奴もそこまで悪いやつじゃないし、大人たちにはムカつくけどそこまでの大ピンチは訪れないしもどかしい映画だった。
ラストも僕的にはイマイチ納得出来なかった。
童心に返って見る自分と、大人視点で見てしまう自分が居る…(^^;
1977年の日本未公開のディズニー・ファンタジー「ピートとドラゴン」のリメイク。
幼い頃森で事故に遭い、以来森で暮らす少年と、彼の秘密の友達=緑色のドラゴン、エリオットの絆。
童心に返っての意見。
これぞ、THEディズニー作品!
少年とドラゴンの種族を超えた友情、
彼らを見守る周りの人々との交流、
ドラゴンを捕らえようとする者もそつなく居て、ピンチと、少年とドラゴンの絆をより盛り上げる。
オリジナルでは実写とアニメーションの合成らしいが(未見)、今作では最新VFXを駆使し、表情も動きも豊かに。体毛のモフモフ感に触れてみたい。
飛翔シーンはさすがの心地よさ。
主役の少年がキュート(画像で見たけど、オリジナルの少年は可愛くねぇー)。ブライス・ダラス・ハワード、ロバート・レッドフォードが脇をサポート。
優しく、温かい気持ちにさせてくれる、安心印のディズニー・ファンタジー。
大人視点の意見。
ツッコミ所有り過ぎ。その最たるは、
どんだけ広い森か知らんけど、ドラゴンが今までずっと誰にも目撃された事無いって設定、無理有り過ぎ。
だって、堂々と空翔んでるし、普通に鳴いてるし、その他にも多々姿を見られる機会いっぱい。
主役の少年もあっさり発見。そうじゃないと話が始まらないし、彼を助ける為ドラゴンが人前に…って流れも分かるけど、ご都合主義だらけ。
眼差し優しく、表情豊かなドラゴンは悪くないが、ちょっと“キャラ化”され過ぎてない??
ドラゴンと言うより、翼のある緑色のデカい犬みたい。そもそも、“エリオット”の由来は少年が読んでた絵本に登場する犬から取ったものだけど。
ロバート・レッドフォードがこういうお子様ファンタジーに出演するとは…。
何もかもが予定調和。
可もなく不可もなくなディズニー映画。
さて、あなたはどちらの視点で見る?
人間同士ならもっと分かり合えても良さそうなんだけどね
まったく別の個体が血じゃないところでつながった絆の強さ
ああ、彼はもう戻ってこないのかもしれない、そう思った時の悲しみ、絶望
これは種さえも超えて共通に保存された感情なのかもしれない
また、そうであってほしい
世の中全部が他に優しくあってほしい
安心して優しく見れる作品
ディズニーだし主人公が子どもだし、当たり前ですが、子どももきっと感動できる作品です。
見えない存在がいるかもしれないというところは大人も信じたいところ。
子どもとドラゴンの絆、それを取り巻く色んな立場の大人というところで、わかりやすく、感情移入しやすい作品です。
ただよくあるパターン、セオリーではあるので、それ以上を求める方には物足りないでしょう。
ラストはそっちになるのねーと思う人も多々いると思いますが、それが本当に幸せなのかどうか考えるのも、またいい機会ではないでしょうか。
トータルして安心して心きれいになる映画を見たかったらオススメですね。
アメリカのおとぎ話に
劇中で割としつこく掛けられるカントリーからも分かるように、ディズニーはアメリカ独自のおとぎ話を創造しようとしているのだと思う。
だからこそ語り口もゆったりしているし、映画作品としては凡庸にならざるを得ない。
ただ、これで時の淘汰を生き残り、おとぎ話となれるかは疑問…
あとずっとギャビン役の役者さんが誰だったか引っかかってたけど、マッコイの人だったか…
幼少期のピートがカワユい♡!
泣いてる人、感動した人、拍手した人…、皆さんの心を掴んだようですが、やっぱり内容はフツーだし、いつもの「自然を壊す人間」versus主人公で、想像通り感がディズニー(笑)。
私はジャングルブックくらいいっぱい動物が出てきたり、動物が喋ったりする方が好みかも…っていう感想ですみませんm(_ _)m。
エリオット可愛かった!
ディズニーらしいエンディングだったけど、大人の身勝手さとピートの心情を思いやると泣けてきた。
エリオットが無邪気な子犬みたいで可愛かった。
レッドフォードがいいおじいちゃん感を出していてよかった!
宣伝の約束っていうのはどういうことだったのか。。。エリオットは喋れないし、結局謎。
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