「「なぜ、人間の子を守るのか?」を問いかけます。」ジャングル・ブック Michiさんの映画レビュー(感想・評価)
「なぜ、人間の子を守るのか?」を問いかけます。
今回のDisney作品は、
ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられた少年が、
一匹のトラとの出会いを通して壮大な冒険に身を投じる
アドベンチャードラマです。(ライオンキングみたい)
また、動物と自然の風景の全てを最先端CGで
作成された事でも注目されています。
あまりにリアルで、どこが実写なのか、どこがCGなのか
全く解りませんでした。
8月11日に公開され、先週末興行成績は、初登場5位でしたが、
土日2日間で動員20万9916人、興収3億0214万1400円をあげました。
「ターザン」を先週観たせいで、若干かぶってしまいましたが、
期待以上で、heart-warmingで、心苦しく涙を誘い、感動しました!
流石にDisney!
丁寧に創られている上に、ストーリー・テーマも素晴らしい!
夏休みにピッタリの作品です。
どうぞ、お孫さんを連れて行ってあげて下さい。
当該作品で、Disneyは、
「なぜ、人間の子を守るのか?!」
を、問いかけています。
Disneyの最近の作品は、
「多様性を受け入れ、決して排他しない・差別しない。そして、個性を重要視する」
をテーマにしています。
前回の「ファインディング・ドリー」では、handicapを持ったドリーに対してそうでした。
今回は、「Zootopia」と同様に、「生き物の種類なんて関係ない」と
Disneyは、「多様性」を強調したかったと思います。
主人公の少年は、最後に、オオカミに「人間」として受け入れられたのです。
そして、ジャングルに「人間」として受け入れられたのです。
リオ・オリンピックのIOCの様に、
「強い者に弱く、弱い者に強い」現代社会に、一番必要な事かもしれません!!!
(IPCは、立派!)
Disney、絶好調ですね!
お薦めの作品でした!!
Michi