「圧倒的技術力なのに・・・」ジャングル・ブック フットさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的技術力なのに・・・
話の筋は古典的なので新鮮味はないが、台詞回しは結構いいモノがある。ディズニー印で安定域だ。
これが実写製作されると報じられた時、誰もがVFXに期待したハズ。
完成度は全編CGで文句なしの出来で、あえて3Dは好きでないんで2D鑑賞だったが、大失敗。これは全てに3D仕様だった。あと字幕と吹替でも大きな差が出そう。字幕版大蛇のSヨハンソンのサラウンド効果は絶妙。キーワードとなる「Red Flower」と「赤い花」の響きも変わってくるはず。作品自体は非常にいい。
ここからはマニアな話。
全く過信もって、このシネスコは絶対劇場を選ぶと、字幕版上映の中から一番嫌いな新宿ピカ1を選択。やっぱロビーはごった返すし途中入場は平気だしの最悪環境。そして予告が終わって恒例「お城」マーク。なのに一向に画面はビスタのまま。それも1:85じゃなく1:6?位のスタンダード的なやつ。ま・何かの短編だろうと思ったが!!!!「Jungle Book」のタイトルが!!!
心が破裂した。昨年の「ジュラシック」と同じである。シネコンは黒幕を可動させなくしたのでシネスコ画面左右にグレー域がモロに出る。まして普通のビスタより若干小さいので二重域。
おいおい!!高度テクの作品が何でシネスコじゃないんだ?
高さ5m以下の劇場だと全く迫力がないと思う。これに限りIMAX3Dを強くおすすめします。自分は時間作って成田遠征しようと思います。
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