「どんな色にでもなれる」名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
どんな色にでもなれる
推理するとか探偵の仕事をするって展開がほとんどなく、黒の組織対FBI、CIA、公安という図式に警察やコナンたちが関わってくるスリリングなストーリー。もちろん、コナンと哀にとってはいずれ対決しなければならない強敵。そんな黒の組織にはFBI、CIA、公安とも潜入捜査官を送り込んでいる。定番の前説にも暗い影を落としているのだ。心して鑑賞せよ!といった感じで。
冒頭から激しいカーチェイス。身体能力も優れるキュラソーだが、記憶喪失となってMRI検査してみると中に黒い何かが・・・これも特殊な能力の一つで、CP以上の記憶装置を備えているに違いない!ノックリスト(世界各国の諜報員)をも記憶していたのだろう。黒の組織のナンバー2とも言われるラムの存在も気になるところだった。
全然わからないのが安室=降谷=バーボン(なぜかポワロで働いている)と、FBI赤井の確執だ。赤井は『異次元の狙撃者』にも登場してたけど、何だか声のイメージと違う。
そんなこんなで大観覧車のクライマックス。爆弾処理は安室、射撃は赤井で、なんとオスプレイで攻撃してくるのだ。どこから持ってきたの?などと考える間もなく、大停電をも併発させ、大混乱に陥った面々。こんな中でもキュラソーと哀ちゃんの対面シーンが良かった。「あんたシェリーじゃない?」って、よくわかったよね。さすがキュラソー。ベルモットも絡んでほしかったけど、ストーリーがぐちゃぐちゃになりそう・・・彼女も結構コナンを評価しているのがいいよね。
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