「チームワークを最大に発揮するために大切なことを学べる映画です。」二ツ星の料理人 向山雄治さんの映画レビュー(感想・評価)
チームワークを最大に発揮するために大切なことを学べる映画です。
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主演は、「イエスマン」や「ハングオーバー」等にも出演している「ブラッドリークーパー」です。
料理人として圧倒的な腕前を持っているアダム・ジョーンズ(ブラッドリークーパー)は、
二ツ星から三ツ星獲得に向けて、動き出します。
その天才的な腕前に関しては、誰もが認めている様子。
ただし、アダムには問題がありました。
「完全主義」
「自己中心的」
「他人は信じない」
「暴力的」
どこにいってもトラブル続きのアダムから、優秀なスタッフは次々と離れていき、ついに一人ぼっちになり、限界を感じます。
でも、そんなときに、「昨日の敵は今日の友」ではないですが、ライバルに力付けされ、奮起します。
仲間の大切さを知ったアダムは、心を入れ替え、再チャレンジします。
そして、いよいよ、レストランに、ミシュランの審査員が来て・・・
三ツ星獲得に向けての勝負!というときに・・・
アダムが皆に言った言葉は、「いつも通りにやろう」です!
今までは、人を信じず、「全部おれがやる!代われ!」と言ってたアダムが、皆で一緒に創ることを大切にし始めたこの瞬間、心温まるものがあります。
「職場は一将の影」という言葉があります。
組織のリーダーの価値観や考え方が職場の隅々まで反映されて、それが成果に影響するようです。
まさに、この映画の表現するところですね!
一人一人の力を最大に発揮することが、大きな成果を作るコツですね!
良い映画だ思います。
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