お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいましたのレビュー・感想・評価
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ミチロウ健在!
名曲?「お母さん〜」から球場でのThe Stalinのライブに感動と格好良さに鳥肌が。
飾らない素のままの人間性に微笑ましさを感じ実家での遣り取りにもホンワカと癒される。
ナバホ族の被曝の話や不思議な存在感の詩人の女性との対話など興味をソソられ関心する事柄が沢山。
ミュージシャンのドキュメント映画で完成度とかの次元では無く素晴らしい作品になっているしミチロウ自身が監督なのも興味深い。
上映終了後にトーク&ライブが生ミチロウが登場し劇中に流れたソロ曲をブッ通しでアコギ一本で披露してくれた。
PUNKだの元The Stalinとかより次元の違うミュージシャンになったミチロウが目の前に居た。
旅人 遠藤ミチロウ
映画自体は中途半端な出来のドキュメンタリーだが、ライブシーンは圧巻。
氏は一人が好きと語りながらも、ライブ旅の先々で人と出会い仲良くなるのは、氏の人柄の為せる業か。
氏のことを好きな人には楽しめる映画だと思う。
単純に面白い
映画としてとかドキュメンタリーとしてとか、いろいろ技術的に納得いかないところはあると思う。でも、見て面白いなッ、と思うはずで、それでこの映画は十分なような気がする。
遠藤ミチロウがもっともらしい事を語って、頷いていると、後々矛盾しているような場面が多々あったり、それでも正直に胸の内を語っていることがよくわかるし、自分のドキュメンタリーを自分で監督するのって、意外と斬新なことで、なかなか真実を生々しく曝せないと思うんだけど、これは見事にやってのけているように思えた。
結局、カッコいい遠藤ミチロウだったんだけど、決してナルシシズムということではなく、震災時期のことを正直に繋いでいったら、結果やっぱ俺ってカッコいいじゃん的なもの?多少肯定的な見方が強い意見かもしれないけれど、しっかりと恥部もふんだんに盛り込まれていた気がするので、そういう結論に至った。
特別このドキュメンタリー自体に主義主張は感じなかったけれども、彼が歌う音楽には力強いメッセージがあるのだと、それだけは明確に感じ取ることができた。
最後の遠藤ミチロウは、何だか違う有名ミュージシャンに見えなくもなかったけれど…なんだろう、ギター一本で力んで歌うと、似たような形になっちゃうんだろうか。
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