「ジャンルの到達点がわからなかったよ」ラスト・ウィッチ・ハンター 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャンルの到達点がわからなかったよ
ファンタジーとホラーとアクションを非常に強いダーク色に絡めて染め上げたような映画。
ヴィン・ディーゼルのせい(?)で、何かちょっとギャグっぽく見えてしまうから不思議。
最初に出てくる魔女の形相が恐ろしいので最初はちょっとホラーな雰囲気が強いが、時を経て不死を得たウィッチ・ハンターが現代でクールに人々を守っているところからは物凄く『ブレイド』っぽい。CGアクションに頼ってくるのかなと思わせつつ、幻覚(魔術)を使って別空間や夢に引き込もうとして戦うシーンが多かったので、アクションは物足りなかった。折角のヴィン・ディーゼルの筋肉が勿体ないですぞ!
ストーリー、展開はとってもベタなので、あってないようなもの。楽しみどころはヴィン・ディーゼルが好きなら彼のマッチョ感かな。
普段の脳筋キャラから比べると影のある役どころだとは思うが、脚本が大して良くないので演技を頑張っているようには見えませんでした。
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