「ゴシックホラーというらしい」クリムゾン・ピーク 透るさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴシックホラーというらしい
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あまり期待していなかったのだけれどこの時代の建物・ファッション・文化・風土が感じられて観ていて楽しかった。
アメリカの実業家の豊かな屋敷からイギリスの朽ちた古城に場面が移ると物語は急に不穏になる。画面に常に映り込む蛾。埃。汚れやシミ。潔癖症の自分には古城はきつかった。
犬必要だったのか?
幼子時代に見た母の幽霊がなんで未来のことを忠告したのか?
土地や建物に幽霊が居つくのなら幼子時代と古城にいる間以外に幽霊を見ないのはなぜ?
急にトーマスがホワイトウォーカーになって現れたのはなぜ?
等々不思議箇所はあったが。
あの掘削機に巻き込まれて死ぬか、赤い粘土に飲まれて死ぬかすると思ったのだけど
そんなシーンはなくて、あの赤い粘土の必要性あったのかなと思った。
ルシールが美しくて妖艶だった。
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