劇場公開日 2016年9月17日

「タイトルは「こえのかたち」と読みます。 スクリーンでみてほしい、感じてほしい。」映画 聲の形 toroさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0タイトルは「こえのかたち」と読みます。 スクリーンでみてほしい、感じてほしい。

2016年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

劇場で、大きなスクリーンで、あの音響で観てほしい映画です。

アニメーション映画としては台詞が少ないほうだと思いました。
なのに、感じるんです。
手話の説明も少ないのに、なにを伝えたかがわかりました。

耳が聞こえにくいから、静かな世界で生きている硝子(しょうこ)が、積極的に声を発して自分を変えようとしていることが伝わってきました。

でも、自分の声が聞こえないからかな、イントネーションが一般的では無いし、キンキン張り上げた声になってしまって。

ネタバレになるからここから先は書けないけど、
このキンキン張り上げた声がエンディングのスタッフロールに繋がっていました。

スタッフロールが流れはじめた時、音程の合わない高音を張り上げたような歌声が劇場に響きました。
硝子が歌ってる!と思うと涙が止まりませんでした。
もうすぐ劇場内が明るくなってしまうのに、早く涙止まって!な感じでまた泣きました。

もう一度観たい。
劇場で観たいです。

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toro