「ホントつまらない」風の波紋 鈴木公成さんの映画レビュー(感想・評価)
ホントつまらない
近所の大学の無料上映会で見ました。
一言でいうとホントつまらない映画。
ただ田舎の人々をチョロっと追いかけて撮りましたみたいな。
映画と言ってほしくないですね。
ホームビデオを継ぎ接ぎして音楽とナレーションを付けただけのものです。
まあ、ドキュメンタリーというのはそういうものかもしれませんが、そこには「自分は絶対にこれを撮りたい!そしてメッセージを伝えたい!」というものがないと。
監督さんのトークもあったのですが、何か自分が鬱病か何かで、落ち込んでいて、そこから這い上がるため、生きるために撮ったみたいな事を言っていて、あーやっぱり、その程度でやってるんだなーと思いました。
(その他の発言も何故か政権批判したり左翼的でうんざり。)
本当にやる気があるなら、過疎地の里山に移住した夫婦とその間に生まれた子供を20年ぐらい追って撮ってみれば?と言いたくなる。
その時初めて里山で生きる人々の喜び悲しみがわかるのでは無いでしょうか?
ホント才能のない落ちぶれた映画人が過去の薄い栄光に縋って金集めして人も巻き込んでこういう事するの止めてほしいと思いました。
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