「10代だもの」溺れるナイフ あいさんの映画レビュー(感想・評価)
10代だもの
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周りの言葉に振り回され、葛藤する女の子の成長物語、くらいでいいかな。
「なつめちゃんはきれいだからね」「今の彼氏?お似合いだね、もう会うことはないよ」、、
相手から突き放されれば突き放されるほど、
その相手を追いかけてしまう。
小松菜奈さんの演技は普通でした。
泣く演技は、もう本当に辛くて泣いていたのでしょう。
コウに対して好き好き言ってるシーンが全然好きじゃなさそうで、気持ちが入ってなかった(恥ずかしさがあるように感じた)
コウも、結構男らしさを感じるキャラクターのわりに、あまりに体の線が細くて、駆け回るシーンも跳躍力も無く、、森で走り回るシーンでは神秘的には見えず。(もちろん、充分かっこいいのですが。。)
そして繰り返す夏祭り。
またか、と思っていたら報復!
なつめの気持ちを晴らしてくれたのは、やはりコウ。
なつめはコウの何に惹かれていたのか?
好き、ではなく、助けてほしいという依存関係だったと感じる。
そしてこういった、相手に理想を押し付けた依存関係こそ、この10代に起こりやすく、「10代の危うさ」に繋がるのかな、とか色々と考えるに至りました。
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