「主要キャラがヒステリックでびっくり」溺れるナイフ トモコさんの映画レビュー(感想・評価)
主要キャラがヒステリックでびっくり
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小松菜奈、菅田将暉の圧倒的なビジュアルや舞台となった島の景色に惹かれて視聴。
なかなか急な展開が多く、終始困惑。
タイトルの通り、小松菜奈と菅田将暉が怒ったり泣いたりするシーンが多い。特によく怒鳴る。そして急に泣く。
一番不思議だったのが、怒った勢いでセックスし、ピロートークで菅田将暉が泣き出すシーン。
10代の危うさを表現している作品であることは承知していたが、見どころとしてここぞというときに「危うさ」を表現するならまだしも、あまりにも言い合いのシーンが散見されるため、「危うさ」をひたすら観続けることになり、観ていて退屈だった。
構成、カメラワーク含め、素人目線でも「もっとよい魅せ方があるのでは?」と考えながら観た。
重岡大毅の演じた役は素晴らしかった。お弁当のシーン、椿のシーン、看病にお邪魔したシーン、バッティングセンターのシーン…自然体の演技で、小松菜奈との掛け合いが微笑ましい。
中学生がレイプされそうになったあと、あんなにあっさりしているものだろうか?
心理描写が乏しく、配役がいいだけに勿体無い。
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