「疾走感」溺れるナイフ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
疾走感
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広島弁が使われてるがロケ地は和歌山県。祖父が引退したいということで、家族4人で旅館の仕事をすることになった望月家。引っ越しのため、モデルの仕事も辞めてしまった夏芽(小松)であったが、コウ(菅田)と知り合うことで、最初は彼に勝ちたいという気持ちから徐々に惹かれていくのであった。
事件が起こったのは夏の喧嘩祭り火祭りのとき。祖父が倒れたと騙され連れ出された夏芽はストーカー男に暴行される。事態に気付いたコウは彼らを追いかけ、大事には至らなかったものの、ストーカー男に殴られ倒れてしまったコウ。夏芽を助けることが出来なかったという後悔の念から、2人は別れてしまったのだ。
ストーリー的には面白いものじゃないけど、火祭りを中心とした映像がなかなか良かった。高校に入ってから、また火祭りにて同じストーカー男に暴行されそうになるが、今度はコウはもみ合った挙句、男はナイフで自殺してしまう・・・事件は発覚しなかったのか?
最後には女優賞を取った夏芽。映像にはコウのバイクで疾走感を出しているのかもしれないが、運転してないことは明白。これなら序盤の自転車の二人乗りの方が良かったな。
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