「頭の中がショート」マネー・ショート 華麗なる大逆転 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
頭の中がショート
そもそも株などお金の動きにさっぱりな自分にこの映画の面白さが分かる訳が無い。
勿論、テンポのいい語り口で身構えそうな題材を社会派エンターテイメントに仕上げた手腕は見事。
コメディの監督、アダム・マッケイにこんな才能があったとは!
何より、クリスチャン・ベール、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットら豪華実力派のアンサンブルが魅力。(オスカーにノミネートされたベールよりカレルの方こそ秀逸だった)
来る未曾有の金融危機を一早く察知し、ウォール街を出し抜いた異端の男たちの“マネー・サバイバル”を描いていた事はざっくばらんに一応分かった。
…でも、それが具体的に何だったのか、まるでピンと来ず。
日本人にアメリカの金融業界を見せたって…。
銀行マンとか証券マンとかお金に携わっている分かる人には分かるかもしれないけど、分からない人には全く分からん!
なので採点はあくまで、作風や演出、特に演技に対してのみ。
アカデミー作品賞ノミネート、脚色賞受賞、その他多くの賞を受賞。
お墨付き通りの秀作なのであろう。
だから、作品は素晴らしい。
悪いのは、頭の悪い自分…。
だけど恥ずかしながら正直に述べてみました。
(こういうの分かる人ってスゲェなぁ…)
あんちゃんさん
初めまして。
コメントありがとうございます♪
確かに社会派エンターテイメント風に仕上げてはいましたが、自分には敷居が高かったです。
レビュータイトルは正直な簡易感想です(笑)
みつまるさん
コメントありがとうございます♪
金融界でも邦画の「金融腐蝕列島 呪縛」「ハゲタカ」、洋画だと「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などは結構面白く見れたんですが…。
知識や用語も飛び交う専門的過ぎる内容で自分には敷居が高すぎました。
(>_<)