「敗戦前夜」マネー・ショート 華麗なる大逆転 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
敗戦前夜
リスクを巨大化させれば、自然災害リスクと同様の扱いになり、個人の責任ではなく、社会で、国家で、税金で補填することになる。それが人為的な結果にも関わらず。
外資系証券マンは今でもクールな勝ち組イメージか?畏怖や羨望のまなざしを与えるべき者か?完全な敗戦を迎えたのはナチ同様だが、彼らは過去を清算させられたか?公職追放は行われたか?社会は価値観を変えることができたか?
それがなされぬまま、儲けたもの勝ち、逃げたもん勝ちの風潮が残った現代への憤りのように思えた。
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