「一度見て勉強してからもう一回見たい映画」マネー・ショート　華麗なる大逆転　Hawkingさんの映画レビュー（感想・評価）

リーマンショックの裏側を描いた作品。
我々にも分かりやすくするために俳優やセレーナゴメスに説明させるという面白い手法をつかっています。
そのため予備知識がなくてもCDSやCDOがどういうものなのかある程度はわかりやすくなっています。
しかし映画冒頭でもライアンゴズリングが「金融機関はわざと独特な言い回しをして自分たちに疑問をもたれないようにしている」と言ってるように確かに専門用語の連発でした。
そのためある程度がわかっても結局疑問に残る所は多くなってしまいました。
そのためリーマンショックについてさらに詳しく知りたい人や金融に興味を持ったひとは見終わったあと一度用語について勉強してからもう一度見たらとても楽しめるのではないかと思います。

最後に邦題が華麗なる大逆転となっていたりCMがとてもコミカルになっていますが実際は少しシリアスなドキュメンタリーのように感じました。
なのでオーシャンズシリーズの様にスカッとする映画と思って見に来ると少しガッカリしてしまいそうです。