クズとブスとゲスのレビュー・感想・評価
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無関心なクズ、ゲス
あまりのクズさ、ゲスさ、ビジュアルのきたなさに気が滅入るも、とりあえず耐える。理由不明だが眼帯のバーのマスター、と、会社員をして無職前科者のリーゼント男の彼女、この2人は嫁とか彼氏に多少関心があり努力をしたり努力を願っったり友達を心配したりと矛盾ありながらも多少他人や社会との関わりがあるみたいなのだが、主人公の鼻ピアスボウズ、リーゼント男、ボウズの母親、とにかく自分以外に無関心。ゲスとは無関心ということなのだな、と思う。
ボウズが監督さんだったのか、と知り、途中のチンドンとか、様々な暴力シーンとかドラッグとか自転車疾走とか足の悪い息子とか零歳地元ヤクザとか、とにかくやりたいこと全部撮ってしまいました、という感じがして、とにかく長いので、編集でもっと洗練されたら、キャラクター設定なかなか面白いから良い作品になると思う。とにかくボウズへの嫌悪感の引き出し方がすごくて、自我強いだけでなんの深みも意味もない全ての言動が胸糞悪く、なぜすぐにその場を離れないかバカなのと思う女性キャラへのイライラ、ありえなさ。途中のチンドン入れたい気持ちわかります、がこれには要らないかな、、、、そしてみんなは半径何キロ以内?!狭い世界に住んで自分のことしか考えてないのね。大麻のお客さんが良い感じにここでは癒しになる。リーゼントの男と彼女を中心に見るとクズだけど楽しいし眼帯マスター夫婦はどんな過去があるのか知りたいと思った。不思議な暴力満載映画でなんかみていてチカラが入り疲れた、、、のでもっと短くしてください!!
超攻撃的日本アンダーグラウンド
監督演じるスキンヘッドはかなり凶暴。
アクションは本当に殴り合っているため、
痛みがモロに伝わります。
途中半端なき残虐シーンあり。(心臓悪い方注意!)
衝撃的なラストはパルプフィクションを思い出した。
やっぱり躯は基本
まるでプロレスラー同士のストリートファイトのような内容。
確かに、クズやゲスなのだけど、それほど酷い状況とは思えなかったのは、リアリティに一寸欠けるトコロが故かもしれない。
それに、ラストは結局そのゲスが自分も助かりたいとはいえ、敵だったクズと共闘してヤクザをやっつけるっていうのは何だかダークヒーローに昇華してしまっている感が・・・
いずれにせよ、監督自ら主役を演じてるところは興味深かった、というよりこの監督、俳優の方が向いているんじゃないかと。
きちんとあれだけ身体を作ってくるところとか、かなりのストイックさが伝わる。
多分、そんなに気持ちが落ち込むような程の『鬱』には成らないと思う。アメリカンニューシネマやATGの方向性だけど、わざと誇張してるところもあるし、人間刺されたら直ぐには動けないもの(苦笑)
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