劇場公開日 2017年4月29日

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「“ぶった斬り”エンタテイメント!とはチャンバラ」無限の住人 ko_itiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0“ぶった斬り”エンタテイメント!とはチャンバラ

2017年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

興奮

時代劇というよりもチャンバラである。そしてチャンバラの魅力は主人公が「どうやって相手を倒すのか?」もあるが何よりも「どうやって斬られるのか?」を見所にする。

“ぶった斬り”エンタテイメント!とは、“ぶった斬られ”エンタテイメント!でもあるのだ。

万次の設定はそれにうまくマッチした。つまり、この映画の面白さは「木村拓哉が敵を倒す」のではなく「木村拓哉がどのように斬られるのか」を楽しむ趣向になった。

万次のキャラが偶然にもチャンバラの魅力を垣間見せた。

惜しいのは殺陣に「引きの画」が足りないところだ。だから木村拓哉も福士蒼汰も健闘しているのに、それがあまり表に見えない。オイシイところは戸田恵梨香と市原隼人が持っていった印象だ。

もっと「引きの画」を入れましょうよ。とも感じた。

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ko_iti