「ぶった斬り最高!」無限の住人 テデイさんの映画レビュー(感想・評価)
ぶった斬り最高!
冒頭のモノクロの世界から引きずりこまれた。ぶった斬りが多いのだが、ただのぶった斬りだけではなくドラマ性もあり、以外にもハートフルなのだ。人を殺めることは善も悪もなくただ許せないものは許せないのだという感情に納得させられる。木村拓哉の万次が見事なまでに凄い!強くはなく弱いのだ、万次の痛みは生きる証で、無限の命の無情さが伝わってくる。木村拓哉の殺陣の見事さはいうまでもないが、立ち姿、後ろ姿、歩く姿、走る姿までも様式美をわきまえているかのように艶やかだ。万次は木村拓哉にしか出来ないと思った。終盤への持って行き方がさらにドラマティックで裏切られる。ラストのセリフの後のエンドロールの入り方に鳥肌がたった。
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