「海外で絶賛されるに違いない」無限の住人 ことりさんの映画レビュー(感想・評価)
海外で絶賛されるに違いない
冒頭から持っていかれました。
ドラマ展開が完璧だったら星5にしたいところですが、これはそこを期待する映画じゃないので、映画で出来ることをこれだけやってくれてありがとう、の境地になりましたね。グロいところもギリギリ避けて何とかPG12にしたんでしょうけどダメな人はダメでしょう。
尸良のシーンは随分カットされてるらしいし、そこ含め冒頭のモノクロも全編にしてたら、もっと凄い映画になってたかも。見たい人多いと思いますが。
興収期待出来るような作風じゃないのに、トンチンカンな記事には辟易ですが、いくらメディアが落とそうが、それでもこのタイミングでこの作品で世界公開されるキムタクは、やっぱり持ってるとしか言えませんね。
キムタクの一太刀は重いのに早い。何人斬ってもスピードが落ちない。腰の低い剣道経験者ならではの安定した殺陣が出来る役者は他に居ないと思います。アクロバティックな軽い殺陣じゃ、今後何を見ても物足りなくなりそうです。
それぐらいズッシリ重くて痛い映画ですが、ハマる人は多いんじゃないでしょうか。
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