「映像詩人園子温が好きな人にはオススメ」ひそひそ星 よさんの映画レビュー(感想・評価)
映像詩人園子温が好きな人にはオススメ
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園子温版銀河鉄道の夜だと思いました。
エンケンさん、宇宙船さんが好き。
神楽坂さんも良い感じ。
私がまだ5歳位の頃、産まれて初めて映画館で観た映画はますむらひろしの銀河鉄道の夜でした。
5歳の私はどんな物語が展開されるのだろう?とワクワクしたのですが、この映画の見始めは、同じようなワクワク感。
タルコフスキーのオマージュがあるとコメントされてる方もいたので、昔から気になってた惑星ソラリス見なきゃ!とも思いました。
奇妙なサーカス以来の美しさ儚さ
気球クラブ、その後以来のせつなさ
紀子の食卓以来のワクワク感
後半は退屈だけど見終わって余韻に浸りつつ考えた結果好きになる映画
やっぱり紀子の食卓が一番好き。でも、
園子温が面白い方に戻ってきてくれたことを確認し安心できたのが一番の収穫。
この映画のミツコさんは
コンピューターきかい6・7・マーM
かな?
ちょっと陳腐な影絵は
失われた日常、普通に暮らすことが許されなくなった日常
なのかな。
洋子コンピューターきかい6・7・マーMにずっと旅していて欲しいと愛おしく思ってしまう
永遠の尊さ、日常の尊さを再認識
被災地以外に住んでいると忘れてはいけないと思っていたはずなのにいつの間にか忘れてしまいがちな、身近な失われてしまった世界が日本国内にあることを再認識し、そのありえないはずの現実にせつなくなって涙
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