「すごい映画なのかもしれない」ひそひそ星 kousukuさんの映画レビュー(感想・評価)
すごい映画なのかもしれない
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映画を観て一週間たちます。パンフレットやネットで情報を漁っての感想です。私たちの生活での映画の存在の小ささと、それでいて重要さを示している作品です。映画を観ることは非日常を求めているのですが、この作品は非日常を宇宙船とアンドロイド、宅配便というもので設定し他は殆どが日常を表現しています。観客は非日常を求めるが映画では荷物を渡すところくらいしかなく、それも別段何かがある訳ではないのです。宅配の荷物を渡すシーンで何かを期待し、ありふれたやり取りでも心が動きます。映画を観ながらその事を感じ取るように計算された放置プレイの映画なのです。実際に私たちの生活は平凡なルーチンから出来ていてその中のひと時に喜びや悲しが存在しています。映画はそのひと時なのです。
これが私の理解力の限界でした。
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