「エレガント・ジプシーは凄い」パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
エレガント・ジプシーは凄い
伝記ドキュメンタリーなるんだけど、正にその通りの人だと記憶するので、嫌味にならない。
アル・ディ・メオラとかカルロスサンタナが登場する時期に僕は彼を聞いていた。主役ではないがエレガント・ジプシーは最高に凄い。もっとも、その後、僕はフリージャズに出会ってしまい、パコ・デ・ルシアがその後どうなったかあまり知らなかった。
当時はクロスオーバーミュージックとかフュージョンとか言っていたのを思い出す。リー・リトナーとかリタントゥフォエバーとかクルセイダーズとか流行っていた。正直に言って、軟弱な音楽と思って、あまり聞かなくなった。ただ、パコ・デ・ルシアだけは、癖が強く、フラメンコミュージックとして、聞いていた記憶がある。しかし、やっぱり、ブラックミュージックとしてのJAZZの方が心が動かされた。
だから、この映画を見て、改めて、パコ・デ・ルシアの凄さを知ったって言う事だ。
亡くなってしまっているのが残念。後はカルロスサンタナだけになった。ダラー・ブランドもドン・チェリーもガトー・バルビエリもハードなクロスオーバーミュージックの牽引役はみんな他界してしまった。大変に残念! 但し、クロスオーバー(そんな言い方しないが)だけで無く、他の音楽も同じだが。
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