劇場公開日 2016年7月23日

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「観ていて燃えるドキュメンタリー」パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト kkmxさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0観ていて燃えるドキュメンタリー

2017年1月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

パコ・デ・ルシアの半生がきちっと描かれた誠実なドキュメンタリーでした。パコがフラメンコを革新させていった軌跡がよく理解できました。

内気だけれど好奇心旺盛で、フランコ政権が倒れたタイミングで入ってきた新しい音楽に影響を受け、伝統派に後ろ指指されながらもどんどんオリジナルな音楽を発展させていったパコ。
革新的な音楽なのはわかってはいたけど、本人のインタビュー映像やライブ映像などを通じて知ると説得力が違う。改めてセクステットを聴くと、これまで以上にグッと胸に迫ります。

個人的には、不世出の超天才歌手・カマロン大先生とのエピソードが短いなぁ〜とやや不満。パコの革新性はカマロン大師匠との相互作用で発展していったことは間違いないので、もうちょい掘って欲しかった。
ただ、パコの口から、天才カマロン大先生がいかに特別だったか、が語られるのは嬉しいですねぇ。「天才、異星人だ」というパコのカマロン大先生に対する最大にして最高の評価は、大先生を信仰してやまない私にとってとても満足いくものでした(笑)

言うまでもなく、演奏は素晴らしく感動します!

kkmx