金メダル男のレビュー・感想・評価
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2番じゃダメなんですか
1番だけを狙った男の物語。
僕のチェック映画館は、
いくつかありますが、その第1位は 長野県塩尻市の「東座」(あずまざ)です。1番近いです、バイクですぐです。
さんくちゅありぃ〜♪です。
「金メダル男」のロケ地としてこの映画館が使われたのだ と知り
DVDを幾度も途中停止させながら、東座の支配人さんとか関係者御本人がエキストラで出ておられないかなとチェックしました。
・・・・・・・・・・・・・
監督としては内村光良さんは一番ではなかったですねー(笑)
はっきり言って2番かな。
観進むにつれて、ギャラの支払いは大丈夫だったんだろうかとか、膨大な借金は残っていないだろうかとか、余計なことが頭をかすめてしまって、
失礼ながら原作の「一等賞をもらうこと自体が目標になってしまう」という設定には、古今、面白いものは無いんではないかなと思った次第。
エピソードはたとえ雑多でも、主テーマが巨大であればその映画は名作になり得るのだと、トム・ハンクスの出演作などを観ていれば判ります。
本作では、映画を作ろうとするウッチャンに対して、その呼びかけに応じてくれた「友情出演の多さ」は、はからずも、そしてまぎれなく、そこは一番だったかもしれませんね。
・ ・
推し映画館が出てきたから良かったと、
日記にはかいておこう。
ここは私のサンクチュアリ
小学校の運動会の徒競走で一等賞になったことで、何かの1番〈金メダル〉に取り憑かれ、全ての1番を目指して生きた男、秋田泉一の人生の物語。
オリンピックの金メダルラッシュにパラリンピックも始まったので鑑賞。
ウッチャンの作った映画ともあって、彼の人脈からの豪華俳優陣と笑いのセンスは流石なものだった。
たまにはこういう映画も良いよね。
大切なのは諦めない心。
周りから見れば無駄なことも、その後で人生の何かしらに活きてくるかもしれない。
そのためにやりたいことはやっておこう、色々な経験をしておこう、的なことが言いたかったのかな。
泉一の中途半端さは呆れるほどだけど、実際自分も色々手を出しては、真剣に一途になれたものがあまりない。
そういう意味では共感できたし、ここまで自由にやらせてくれるバカな家族の元に産まれたかったなという羨ましさすらある。
人生は出会いと別れの連続。
夢を点々とし、女に近づけば失敗し、それでも諦めず新たな夢を追い続ける彼の人生讃歌。
そりゃ諦められないよね。1番になった時の周りの目や優越感こそが生きてるって感じる証だもの。
コテコテの日テレ映画ではありましたが、なかなか良かったです。
↓以下余談
・平泉成はお父さんにしては年取りすぎ問題。
・原点となった一等賞シーン、朝ドラ『エール』を思い出した。
・ココリコ田中出てくると笑う。ムロツヨシも出てくるし、LIFE!でも始まるのかと思った。
・中庭で披露した坂本龍馬の生涯と、土屋太鳳との鳥の求愛ダンスは結構おかしかった。
・ホンマもんの江戸前寿司by鶴瓶
・ジャニーズオーディションに落ちるジャニーズ
・知念くんって身長低いんだな。
・カラダ記念日
・有吉⁉︎
・東京アイランド
・オペラ座の怪獣
・ムラギノール・シュン
【”禍福は糾える縄の如し”諦めない心の大切さを、ほのぼのと可笑しみある一人の男の半生を通して描いた物語。現在活躍する、多数のキャスト探しも楽しいです。】
ー 2011年に上演された内村光良さんの一人芝居「東京オリンピック生まれの男」の内村ファミリー多数出演の、映画化作品。ー
◆1964年、東京オリンピックに沸く日本で、秋田泉一(若年時代:知念侑季、中年時代:内村光良)は生まれた。
小学生時代、学校の運動会の徒競走で一等賞に輝いた泉一は、一等になる幸福感を知り、その後も絵画、書道、鮎の摑み取り、大声コンテストなど次々に一等賞を獲得する。
だが、中学に入り、背の伸びなかった彼は、一等賞が取れなくなっていく・・。
◆感想<内容に触れています>
1.人生、七転び八起きを地で行く、泉一の人生。
そんな中でも、彼はくじけずに、夢を持ち、前を向き、進んでいく・・、笑いを交えながら・・。
2.2021年に今作を観ると、キャスティングも楽しい。
・中学生時代、好きになった水泳部の女の子を、上白石萌歌さんが演じていたり
・アイドル歌手、北条のりこを清野菜名さんが演じていたり(ブラウン管の中でね・・)
・高校時代、独りで”表現部”を立ち上げて、”復活”したときの部員ヨコイさんや先生を土屋太鳳さんと、長澤まさみさんが演じていたり
・その後も、劇団を率いるナヨっとした男をムロツヨシさんが演じていたり・・
ー 少年時代に登場する、女優さん達を見つけるのも楽しい。チラっとしか登場しません・・。ー
3.母(宮崎美子)の”貴方には、何かがある。思った通り生きなさい”と言う言葉に従い、海外へ出かけ、様々な経験をする泉一。
無人島に流れ着くも、根性で生き残り”平成のロビンソン・クルーソー”と持て囃されたり・・。
ー 両親(父:平泉成)の、泉一への、接し方が良い。ナカナカ言えないよ、母の言葉は・・。ー
4.運命の出会い
・且つてのアイドル歌手、北条のりこは、泉一のマネージャー(木村多江)になっていた・・。
そして、結婚。
・そして、二人で一等賞を目指す。
”不眠不休ダンス大会”
”MANZAI日本一”
<内村コント要素を随所に振り撒きつつ、諦めない心の大切さをコミカルに描いた作品。スベル所も多いし、生まれから50歳までを2時間弱で描いているので、ストーリー展開もやや粗いが、そこは寛容な気持ちで鑑賞したい。
そして、何事にも頑張ってきた泉一に、息子が上げた”金のメダル”のシーンは、少しホロリと来ます・・。>
内村さんの努力が詰まってる!
いい意味で俳優・女優の無駄遣い笑っ
役所も絶妙で、クスッと笑えるバランスが好き。
大爆笑とか、心が震える大感動はないけど、
誰でも優しく見られる作りが素敵だなぁ〜と。
さらっと見る事ができるから、
何みようかなぁ〜ってなった時はオススメ!
気張らず眺めてるだけでいい作品
生きる事に一生懸命なら、いつかどこかに辿り着く。
やりたい事を頑張れば、いつか何かを得られる。
挫折して落ち込んでも、また何かに挑戦すればいい。
世の中、厳しい事、理不尽な事だらけ、思う通りにいかない事ばかり、真っ直ぐ歩けない時ばかり。
でも、今まで歩いて来た道があるから今の場所からがある。
とにかく歩こう。今の人生を歩もう。
一度だけの人生じゃないか。
せっかくだから山も谷も楽しもうよ。
そんなメッセージが込められてるんでしょうか。
(否定される)生き方、でも
エンディングに近づく時間の流れが、説教くさいものではなく多幸感につつまれる。否定され易い人であり生き方ながら、現代の悩み鬱的なものに立ち向かえるのは、このような考えではないのかな
ザセツの数は、一等賞!
2019年12月30日
#金メダル男 鑑賞
#内村光良 の1人舞台『東京オリンピック生まれの男』の映画化
何ごとにもチャレンジすることの大切さを描いた作品?
友情出演が多かった!
#内村光良#知念侑李
一等賞とったのはユナイテッドシネマのシネマラソンくらいかな・・・
中学にはいってからは全く一等賞がとれなかった泉一(知念)。高校に入ってから挽回しようとするが、一人が好きだと気づき、表現部というクラブを立ち上げる。徐々に注目を集め、部員も集まるが、やがて引退。
東京に出て何か1番を取ろうと、寿司屋で見習いをしながらチャレンジするも、まったく目が出ず、バイトで金を貯めて海外へと目を向ける。そして、太平洋を手漕ぎボートで横断する計画を立てるが遭難して無人島に漂流。そこで7か月の無人島生活した上で生還したとして講演会に引っ張りだことなる。
波乱万丈の人生のようだが、成人してから地道に生きようとしなかった泉一(内村)。マネージャーの頼子(木村)と結婚してからようやく普通に働き始めたのだった。
一人の男の人生を通して昭和・平成と移り変わる映像、音楽が妙に懐かしく感じられ、笑わせてくれた。ちょっと元気がもらえる作品。
う~ん、これは映画にすべきなの?
内村光良は嫌いじゃない。むしろ好きなタレント(あえて芸人とは言わないが)である。彼の笑いのセンスは秀でているがやはりTVの瞬間の画や言葉による笑いの才能であるため、尺の長い映画の中では今一つと思ってしまう。映画の出来も悪くはないが何か心に残る、響くといった重みに欠けるのではないでしょうか?また、後半は自分自身が演じているために良くも悪くもTVでよくみるコントの延長にしか感じられず残念だ。見る価値がないほどひどくはないがもう一回見たいかといわれると…。と言うわけで題材は良いし脚本やキャストも悪くないけど、あまり評価したくない。ジャニーズ使って大量動員ねらったのでしょうが何せ感動が薄いからリピーターが来ずに話題だけで終わった典型的な作品ですね。日本のチャップリンと呼ばれるにはまだまだだ。次に期待です。
コントを1本の映画にした作品
(録画)
回想から始まるオープニング。いつ本編が始まるの?と説明付き回想シーンを永遠と見続ける。
そもそも回想シーンも含め初めから本編だった…笑
ラストだけちょっぴり良いシーンもあるけどラストのラストでまた冷める。
いろいろと惜しい
頑張り続ける大切さ
頑張る姿が他者に影響を与える
過去の頑張りがいつか役に立つ
これらを伝えたいのだと思うが、ひとつひとつのエピソードが長めだしエピソードが多いし、回収が弱い。
もっと放送時間を短くテンポよく進めば、印象は違うかもしれない
出演者が豪華
普通の人の人生を映画化したらこのくらいの濃さになるのかな
一番になるって難しい
なんでも一番になるって大変ですよね。
人生って、いつだってなかなか思い通りにはならないもの。
コント職人の作った映画だけあって、至るところに伏線と登場人物の絡みがあって楽しかったです。
時代は小手
学校の中庭で表現部を一人はじめる辺りが一番面白い。ココリコ田中と長澤まさみの二人の先生も1分あるかないかの出番だけど笑える。
いろんな分野で一番になって注目されたいだけなので、ダメだったらすぐ次にいく。日々研鑽とかはない。それがだんだんと通用しなくなり…みたいなところが話のほとんど。
太平洋横断失敗→無人島でいままでやってきたことが全て活用され、何もないところ1人生き抜く。ハゲタカに襲われても小手で応戦するところは笑う。
後半の大人パート、終わりに近づくにつれ面白みがなくなってくる。人生40過ぎたらつまらなくなるということなのか。垂れ幕下ろすやつはどこが凄いのか理解できない。
息子に究一と名付け、俺みたいになるな的なセリフがあったり、一等を狙った訳ではなく本当に好きで趣味としていたものが金メダルをとる話も用意されてる。泣かせ演出はかなりマイナスだけど、全編ギャグというわけでもなく、秋田泉一という男の人生を語った、ちゃんとした映画。
内容的にはコント映画になってしまったけど、テーマ的にはいいところをついているなと思った。
コントかな?”金メダル男”というキャラが、いろんなコントやっていく話。
ずっと同じ設定ではつまらないから、いろいろ設定を変えてやっている。
コント番組の”金メダル男”というコーナーを一年くらいやって、それを全部つなげたような感じ。
漫才でいえば、”金メダル男”というキャラで、二時間ボケを入れまくったというところ。
金メダルを目指していろんなことに挑戦するのだけれど、結局挫折して終わりみたいなオチ。
でもツッコミがないので笑えないし、映画としてもどうかな?という感じだった。
なぜかけっこう有名な人がたくさん出演していて、特に土屋太鳳さんなどキスシーンまであった。
「やめろ小川!コントでキスするな!」と映画・ドラマの『鈴木先生』風に言いたくなった。
今はあまり見かけなくなったけど、昔はよくテレビドラマやアニメで、なんでも一番を目指すキャラがよくいた。
なぜかと考えてみると、その頃は大多数の人が上を目指して頑張っていて、環境もよく結果もついてきたからだと思う。
だんだん頑張っても結果がついてこない時代になり、この映画の主人公秋田のようなキャラはいなくなって笑話になった。
この映画も高度成長期の後から現在までの話だから、その辺のパロディーも入っているのかもしれない。
でも直近の現在では、笑話として笑ってられないようになってきたような気がする。
蓮舫は「二番ではダメなんですか?」と言ったけど、二番ではダメだと思う。
昔は、よく言われるトリクルダウン的なことが起こって、二番でも、三番でも、その下の方でも潤ったけれど、現在はトリクルダウン的なことは起こらず、一番総取りの時代。
オリンピックの柔道でよく言っている人がいたけれど、金メダルでなければ後は同じで、等しく価値がない。
格差が固定化しつつあるから、頑張っても報われない可能性が高いし、技術革新その他、変化が激しく、AIなんかもあるから、職人的にその道何十年と頑張っても水泡に帰してしまう可能性も高い。(なんたって、将棋のプロがスマホ見て将棋指す時代ですから・・・?)
こうなってくると、この映画の主人公の秋田みたいに行き当たりばったりで、とにかく一番目指して挑戦し、一番になれそうもなければすぐ諦めて次のことに挑戦という、数打ちゃ当たる式でいいのかもしれない。
内容的にはコント映画になってしまったけど、テーマ的にはいいところをついているなと思った。
諦めない心に可笑しくもジーンと心打つお話
内村ワールド全開!笑
派手さはないけどほんわかして面白楽しい作品。何度も笑かしてもらいました。庶民的で地道に頑張るひた向きさ、かっこ悪くても挑み続ける行動力、行き当たりばったりなんだけど、常に自分の好きなこと、思う事をしっかり持った芯の強さがとても惹き付けられる魅力ある作品でした。自分も今からでも先の事など考えず、具体的な何かが無くとも、小さいことでも挑戦して行こうって思える勇気をもらいました!
観終わった後の清涼感
映画を観終わって、清々しい気持ちになれる良い映画です。
主人公とその周りのキャラクターによって、幼少期から学生時代・就職・友達・恋人・家族・老後と人生のいろいろな場面を、笑いあり涙ありスポ根ありのウッチャンならではの切り口で見せてくれます。
子供から大人まで映画を見る側の観客もどこかしらで共感できるストーリー。
観ているこちらも自分の人生を振り返るキッカケとなり、明日からまた頑張ろーっと思えるそんな清涼感を得られました。
様々なキャストはウッチャンの今まで培った人脈の広さが伺える豪華さ。
本を先に読みましたが映画版は他にも映像の小ネタが散りばめてあって、倍楽しめます。
どこにどんな人が出てくるか、どんな曲が使われるかを発見するのも楽しいです。
万人ウケする映画じゃなくていい、
ウッチャンにしか作れない映画をこれからも作っていって欲しいと思います。
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