ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償のレビュー・感想・評価
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事実の重みにまず胸を打たれる。様々なカウンターの動きをもう少し知...
事実の重みにまず胸を打たれる。様々なカウンターの動きをもう少し知りたかった。カンボジアのデモの弾圧は腹が立つ。
ファストファッション、問題だ。持続可能性ファッション、まだ問題だ。経済改革と人間教育がいい。
ファストファッションだけの問題じゃない。 我々の購買力、というか欲の賜物が、続々、問題点を起こし、未だも問題点が解決せず悪くなり、影では、一日二ドルで働いていたり、または、ラウンドアップを代表する、化学薬品、除草剤が農民の身体を蝕んで、貧困農民が下敷きになって、経済が成り立っている。おそろしいね。それに、持続可能性ファッション(sastainable fashion ( eco-fashionともいう) やフェアトレードブランド「ピープル・ツリー」(サフィア・ミニー) は、環境保護を狙った、新し
い商戦の形だが、それが眉唾物のような気がした。サフィア・ミニーがインドかバングラデシに行ったとき、お針子に『ロンドンに行けるチャンスがある』といった。お針子は微笑んでいたが、皆さんが無料でロンドン見学できるわけじゃない、ここでまた、資本主主義者が従業員に優劣をつけたがっていると思ってがっかりした。
『パタゴニア』のはファーストファッションでなくても、誰でもが保護されている流通形態を持っているわけではない。環境、人権、倫理、社会責任などを考えた商品を作るのは人間だから、人間教育が大事だとおもった。それに、最後の方で有名な教授で経済学者Richard D. Wolffが経済と購買の関係について話した。教育には問題意識がある。医療にも。。。でも、経済システムに問題意識を持って批判しないと言った。討論するべきだと。全く、その通り。
環境活動家の大家、Vandana Shiva の言うことはいつも心に染みる。正論だ。
私はミニマリストになって、何年にもなる。衝動買いは一切しないし、物が壊れたら、仲間に聞いて
回る。仲間の誰かが、使わなくて倉庫にしまってある、私の必要なものを持っている。つい最近も、掃除機が壊れて、1ヶ月簡単な掃除しかできなかった。友達に、直してもらったが、モーターが壊れてしまっている。それに、30年ぐらい前の掃除機だから諦めていたら、20年以上前のだが使っていないからと中古を持ってきてくれた。それが、今、まるで新品のように動いている。助かった。
多国籍企業もボイコットしている。アマゾン、スタバ、楽天、世界展開していて、開発途上国で裕福層だけが購買でき貧困層はそばにも近づけないウォルーマート。地元の企業だけをサポートして暮らしているが不便はない。それより、自分のしていることを誇りに思っている。アマゾンは本だけではなく、あらゆる商品、それに、MGMも買い占め、エンタンーテーメントも傘下に入れている。検索機能もコントロールしているから、アマゾンの商品はトップに出るようになる。 我々はアマゾンの奴隷ではない。
『ファストファッションをボイコット』という大きな動きが私の働いている高校であった。H&M, ユニクロの名前が、載っていて、学生たちは古いデニムで『リユース』を目的とした服をきてデモをしていた。 私はウイグル族問題以来、ユニクロをボイコットしている。そして、リサイクル・リユーズというさも、社会貢献してるよという肩書きで、アフリカ諸国に古着を送り、このドキュメンタリーでもわかるように、200年もの間、土戻らず、それ以上に空気中に害のあるガスを出している。生分解性素材でないから、環境破壊している。いい加減にしてくれ。 only 10% percent of the donated clothes get recycled or upcycled or go to thrift shops; the rest go to landfils. Most of this waste is non biodegradable, which means that they sit in landfills for 200 years or
more, releasing harmful gasses into the atmosphere. Furthermore, the
charities cannot sell most of the donated clothes in their local thrift stores,
so they ship them to third world countries. Consequently, as we go
through our clothing faster and faster, more of it is being dumped into
developing countries like Haiti, weakening their local clothing industries
and polluting the land and water. (著作権The True Cost: The Bitter Truth behind Fast Fashion Zeynep Ozdamar-Ertekin Izmir University of Economics )
この映画は、全然知らないことばかりで驚いたと言うドキュメンタリーではない。2015年という古いドキュメンタリーのせいかもしれないし、個人的に問題意識が高いせいかもしれない。Bt Cotton と言う言葉は知らなかった、GMOのコットンと呼んでいた。
物を大切にしないと
ファストファションを安値で提供できるシステムの裏側を取材したドキュメンタリー番組。
広告に人々は踊らされていると言っていたがその通りだ。
メディアは広告で踊らされている事を言えないから、この価値観を忘れないように時おり見返すのもいいかもしれない。
この映画から得られた教訓として、地球のために物を大切にして必要最小限のもので生活する事を意識表示はカッコいいと思う。
THE TRUE COST ファストファッションの真の代償を問うド...
THE TRUE COST ファストファッションの真の代償を問うドキュメンタリー
ユザワヤで買う布地より安い服とか、やっぱり何処かで無理があるよね。
ハイチではチャリティで送られた大量の中古服がその国の服飾産業を壊してしまっているとか、いろいろとショック。
ファストファッションだけが問題じゃない!
映画解説にもありますが、ファストファッションの裏側に迫る映画です。
完結にいうと、ファストファッションの1点のコスト、その物をつくる原材料や工賃だけでなく、その物を生み出すことで様々に生まれるコストに鋭く迫った作品です。
昨今では不思議じゃなくなったファストファッション…でも、本当は本当に不思議なんですよね。
普通に考えたら、2980円で売っているブラウスの半分が原価(いや、半分が原価なんていう小売のモデルは絶対に存在しないって言い切れるくらい、半分でもよく見過ぎなんですけどね)、だったとしても、1500円くらいが原価。日本国内の輸送費や海外工場から持ってくる輸送費を大量にもってきたことで1点あたりのコストをさげても、100円くらいでみたって、残り1400円。
逆に、生地から考えると、普通の女性もののブラウスをつくるのに、一着あたり120cmくらいの生地を幅慣れで使うにしても、生地の値段が400円だったとしても480円…のこり1000円で工場のマージンとかワーカーの給料とか、工場の運営費を賄うわけです。
最近何かの記事で、2ユーロかな?のTシャツ自動販売機があって、その販売機でtシャツを買うと、電子掲示板みたいなやつに、あなたが今買ったTシャツは8時間労働で1ユーロの賃金で縫われたものです、みたいなことをやっていたみたいなのを見たことがあるのですが、第三国のワーカーの低賃金や不当労働、未成年の労働は何と無くみんな知っているし、ファストファッションの代償の一つがそのことくらいはみんな知っていはず。ただ、それ以上に地球規模の大きなコストがかかっているということは、ロジックで考えれば頭ではわかるのですが、映像にされると…。正直衝撃的でした。
ただ、大手ファストファッションが、掃いて捨てるように洋服を安価に生み出すことが問題なのではなく、その代償を理解せずに買っては捨てている消費者の方にも多大な問題は抱えているということも同時に感じる映画でした。
飛行機でたった6時間ほどの、同じ「アジア」と言われるところで起きている代償を、買っては捨てている…まさに日常の本当の裏側を知りたい人は是非。
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