劇場公開日 2016年3月18日

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「多重人格に思えるリリーのしくみ?」リリーのすべて 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5多重人格に思えるリリーのしくみ?

2016年8月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

萌える

リリーは昔から存在していて女装が切っ掛けで呪縛から解けたかのように全てがリリーに。

リリーは物凄く我儘な少女のように御転婆で女性より女性らしい手の掛かる人だ。

生涯のパートナーと想えた男が生涯の女友達に関係が様変わりする複雑な奥さん。

グザヴィエ・ドランの「わたしはロランス」や「彼は秘密の女ともだち」よりもシビアな内容だけどその二作品よりも胸が熱くなる感動には至らず案外、スムーズに鑑賞。

リリーも含めた主要人物の描写を感情的に深く掘り下げる工夫が欲しかった。

万年 東一