劇場公開日 2016年2月20日

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「振り切った世界観が痛快。最強の“一刀両断”ムービー!!」血まみれスケバンチェーンソー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5振り切った世界観が痛快。最強の“一刀両断”ムービー!!

2016年2月25日
PCから投稿

笑える

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:立ちはだかる敵を、ツッコミながらもぶった斬っていく主人公の姿が、痛快そのもの。演者さん達の振り切った演技にも圧倒される。
否:ストーリーは有って無いようなもので、お色気シーンやグロシーンもメッチャあるので、苦手な人には不向き。

 まずはなんと言っても、主演の内田理央さんを始めとする、出演者の皆さんの振り切り具合が圧巻です。ぶっ飛んだ世界観に見事にマッチしていて、とってもステキです(笑)。個人的には、ギーコの
「やれやれだぜ・・・」
がツボでした(笑)。
 次から次へと襲ってくる異形の改造人間達に対し、的確にツッコミながらも、チェーンソーで文字通り“一刀両断”にしていくギーコの姿が、非常に痛快そのものです。怨憎に対して、
「他人から笑われるのは、それだけ本気だってこと。」
と諭すシーンなんかは、なんかすごくカッコイイですね。
 ストーリーは有って無いようなもので、グロシーンもメッチャありますので、好みは非常に分かれそうな作品です。とはいえ、ストレス発散にはとってもオススメです。

映画コーディネーター・門倉カド