フリーキッチンのレビュー・感想・評価
全15件を表示
【”最初の肉は、父さんとその愛人だった・・。”今作は、ムッチャブラックな息子を溺愛する狂った母の所業を描いたカニバリズム映画であり、鑑賞後はミートボール、唐揚げなどが食べられなくなりそうな映画です。】
<Caution!内容に触れています。>
ー ジャン・ピエール=ジュネ監督の「デリカテッセン」にも描かれているように、ひき肉って、何だか怖いのである。
元の肉が何かが、良く分からないからであろうか。
今作がジワリと怖いのは、母(延増静美:失礼ながら、笑顔がムッチャ怖い。)が作るひき肉料理を食べながら、苛められっ子のミツオが脳内で呟くナレーションである。”これは、男と太った女性だろうか・・。”などと言いつつ、食べる姿である。
母が狂っているのは明らかなのだが、ミツオも母が麻酔薬で殺してミンチにしている人間の肉料理を食べて行くうちに、どんな人間の味なのか分かる所であろう。
ラストの展開もナカナカで、ペットショップ屋のミツオの好きな女の子が、母に苛めっ子と一緒に囚われて、バスルームにいるのだが、彼女がミツオの母に反撃し、ミツオもそれに加担するシーンである。
二人は、ミツオの誕生日をケーキと山の様な唐揚げでお祝いし、ミツオは脳内で”母さんの味だ・・。”と呟くのである。ー
<今作は、ムッチャブラックなカニバリズム映画であり、鑑賞後はミートボール、唐揚げなどが食べられなくなりそうな映画です・・。>
アベマの映画チャンネルで深夜にちょくちょくやるので何度か見ましたが
なぜ高評価なのか理解不能
B級好きさんに是非オススメしたい
ラストが満足できるB級ってなかなかないので貴重な作品是非観て欲しい。
解体のシーンがあるわけではないので解体後のお肉が冷蔵庫に入ってるだけ。そこまでグロさはないかなと思います〜。
いつもみつおくんが飲んでる白っぽい飲み物なんだろう?って気になりました(笑)
原作を読んでないので原作も気になりました。
全員狂ってるw
お母さんだけが狂ってるとかと思いきや
息子もくるってたのかーと思いきやw
まさかの他にも同じ人種がっていう最高なオチ☺️
スーパーで財布拾った接触も、なんか匂わせ感がすごい好き😊
100点満点ではないけど。
B級感だけど最高のB級!!
65点
よかった
食材
予想外
作品を知ってから近くで公開されるのを待っててやっと見れた。
あらすじを見る限りミツオちゃんも母と同様、カナを最終的には料理する展開になると思っていたが、カナの家庭も食卓に人間の肉が登場していて、最終的にはミツオ母をミツオとカナ2人で料理するという予想外の展開だった。
最後のミツオ母を唐揚げとして食べたとき『お袋の味』とミツオが言っていたのがとても印象的だった。
グリーン・インフェルノと2本続けて観たが、肉を食べることに恐怖を覚えるどころかむしろ肉が食べたくなってきてそのまま唐揚げ食べに行った…
カリブ海からのおくりもの
カニバリズムの語源はスペイン語のカニバル=カリブ族のことで、カリブ海の民族は人肉を食べると信じられていたことから、とのことらしい。
人食という禁忌を冒すという背徳を軽々と飛び越えるサイコパスが現実社会でもあり、それをファンタジーとして扱うことは、ある意味恐怖を通り越してコメディでもある。そんな作品である。
漫画が原作と言うことだが、未見で鑑賞。
母親が風呂場で肉を解体する音が異様に鳴り響く。オノマトペ的には『グチャグチャガツガツ』ということだが、表現にしにくいことこの上ない。
そして綺麗に調理された料理を食べる時の音。
飼っているフタアゴトカゲがコオロギを補食するときの音。
そう、この作品は『音』が異様に鳴り響く。
不気味で悪感、そしてそれが普段も通常に鳴り響く類。
あちらの世界とこちらの世界の薄い壁がそこには存在する。
オチは好きな女の子も又、カリバニズムであり、その娘の母親に以前、主人公の母親が捕食されそうになり、寸でで逃げることが出来たということが後で分かるという面白い結末も用意されている。
主人公の『好きな女の子を食べてみたい』という欲望は、解体場所でもある風呂場で湯船に浸かるという生活からも、そんな環境ならばさもありなんって感じである。
からあげ
よかった
原作の福満しげゆきさんの漫画はオレもガロデビューが同時だったので感慨深い。
主人公が嫌がっていたのだが、あんなに肉ばかりだと、人肉でなくても確かに魚や野菜が食べたくなるだろうと思った。
ヒロインのペットショップの女の子がかわいらしかった。
主人公が飼っているイグアナがおいしそうにコウロギを食べているのがおかしく、かわいらしくも本物の怖さがあった。
全15件を表示










