四月は君の嘘のレビュー・感想・評価
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最後のバラード1番が良かった バイオリンとの合わせは、イマイチだっ...
最後のバラード1番が良かった
バイオリンとの合わせは、イマイチだったけど、ま、映画だから〜ってかんじだった
ストーリーは置いといて、演奏描写は素晴らしかった。
間延び間延び、心の声心の声
全編にわたって間延び。
露出高すぎてカラフルな世界が真っ白。
無駄なスタンディングオベーション。
主人公の成長のためにしか行動しないヒロインと甘やかす周囲。
感動的な演奏のはずの所に音楽を冒涜させるようにオーバーラップさせまくる心の声。
広瀬すずの髪型。
感動ぽい空気になったら流れる感動ぽい音楽。
あとは、主人公が叫びながら走り出してたら「邦画の悪い点」のコンプリートでした。これ観て泣いた人は雰囲気に条件付けされたパブロフの犬状態だと思うので、お医者さんに相談してみるのがいいかもしれませんね。
最高
ひとつひとつの役の性格を滲み出している台詞が印象的でした。
でもなにより演奏シーンが魅力的で、半年間であんなにも上手に弾けていたのには驚きのレベルでした。映像なのにそこに居るかのように聴いていました。最後はとても切なくて感動。
綺麗で、切なくて、青春で、生きることや愛を感じる作品です。虜になりました。絶対飽きない、私の中で名作になりました。
見た目は大人、知能は子供
映画制作会社
「のだめのパクリ漫画があるんで、それをパクればウチラもボロ儲けでッせ」
「それな。原作とか知らんけど脚本家に丸投げでエエやろ」
ていうやりとりがあったんだろうなぁ…と。
本来の登場人物は14歳の中学3年生です。しかしこの映画は役者の都合で17歳の高2になってます。そのせいで高2ではありえない稚拙な言動がたくさん出てきます。
この映画に相座兄妹と井川はおろか三池くんすら存在しません。無理矢理2時間に収めるために全てが唐突に始まり唐突に終わります。
主演の二人も原作を読んでないのが丸わかり。セリフを読んでるだけです。
言いたいことは尽きませんが、最後に一つ。この映画を見るぐらいなら、現在発売中の「四月は君の嘘フィナーレイベント」のBlu-ray or DVDを買うべきです。あちらのほうが四月は君の嘘を完璧に実写化してくれてます。
君嘘
四月は君の嘘観てきました。
原作は少し読んでいました。
まず、公生と渡の友情。すごく真面目で大人しい公生とチャラくて遊び人の渡は一見合いそうにないのが、実はこれが最高の2人でした!たまに真面目になる渡が公生を支えてる感じがすごくでていました。
椿は公生のことが好きなことに気づいてないとこがまたかわいいなと思いました。ずっと見てきたからこそ、公生のことがよくわかっていて、いい関係だなと思いました。
そして、宮薗かをり。元気でポジティブで今を楽しもうとしてるかをりちゃんは本当に尊敬するところばかりでした。
かをりちゃんと公生の出会いと別れ。すごく切なかったです。
良かったことは良かった
私は原作ファンですが、実写のキャストが気になったので観てみました。
ストーリー展開もよく、表現もしっかりされていましたが、原作を知ってる方のほとんどはガッカリされたと思います。
でも、とても素敵な作品なので原作知らない方は是非原作を見ずに観てみて下さい!
瑞々しい若者たちに心洗われるが・・・
原作は少年漫画なのね。
『翔んだカップル』に始まるラブコメブームは、今はこういうラブストーリーにまで発展してるんでしょうか、少年マンガって。
それはさておき、
若い子達の青春恋物語は、内容いかんに関係なく観ていて気持ちが高揚する。
若いって・・・!
広瀬すずって、宮沢りえを彷彿させるなぁ、と一瞬思った。
短いスカートから健康的な脚が伸びて、元気に跳ぶように走る。
宮沢りえは人生のドン底を経験したが、広瀬すずはそんな経験なんかしないで、このまま健康に大人の女になって欲しい…と、映画を観ながら願ったりして。
物語ははっきり言って無茶苦茶だ。
高校生の瑞々しい姿を描きながらも、
大人が言わせている計算高い台詞があったりする。
広瀬すずの台詞は、冷静に聞けば意味不明のものが多い。
「君」を使いすぎなのも気になった。
濃密なひとときを女の子と過ごして、十代の男の子があんなに冷静でいられるはずがない。テンションがMAXまで上がっちゃうだろう。
音楽にかける青春でもなく、純愛熱愛でもなく、友情はあくまで脇役、母子の葛藤確執の物語でもなければ、難病ものでもない。
テーマが絞られていない。
広瀬すず登場のシーンと、最初のバイオリン演奏シーンはよかったが、他は特に工夫もないオーソドックスな演出。
風景を活かしたシーンは綺麗だったが。
子供の習いごとと親のエゴ
スポーツにしろ、音楽にしろ、世界的な名プレーヤーになるためには幼い頃から始めることが必要だ。大人になってから楽器を始めた人間がショパン国際ピアノコンクールに出場できることは絶対にない。
楽器はそれなりの値段がするし、家で練習するためには防音装置や防音壁が必要だ。子供に文房具を買うのさえやっとの貧乏な家庭に育った子供は音楽家に縁がない人生を送るしかない。
親の立場で言えば、子供が小さい時にピアノを弾きたいと言い始めたら、それはもう大変だ。通常の養育費よりもずっと高い出費を強いられる。ピアノは中古なら100万円以下で買えるかもしれないが、防音の工事が必要だし、継続的なレッスンを受けることも必要だ。それが何年も続くことを考えると気が遠くなる。経済的に余裕のない親には子供の希望を叶えることはできない。
しかし別の角度から見ると、小さな子供は視野が狭いから身の回りのことしか関心を示さないものだ。日常に音楽がなければ音楽をやりたいとは言いださないだろう。貧乏人の子供が音楽をやりたいと言い出すことはあまりないのだ。
つまり、子供のころから音楽をやっているというのは、子供が自ら希望したことではなく、親のエゴでやらされているのだ。子供はまだ世界観もなく、なぜ楽器を演奏しなければならないのかという疑問を抱くこともない。大成するかもしれないし、しないかもしれない。大抵は「子供のころピアノを習っていました」というレベルで終わるだろう。
それでも貧乏で楽器に触れることもなく成長するよりはましかというと、そうでないかもしれない。親から受けたスパルタ教育が、恐怖心の強い、コンプレックスの塊のような人格を形成する場合もあるからだ。
そういった現実的な背景に眼を瞑り耳を塞いだ上で作られたのが本作である。登場人物の設定は高校生だが、高校生ともなれば、世の中に対する自分なりの見方や考え方もあるし、執着も憎悪もあれば、普通に喜怒哀楽もある。音楽は文化のひとつであり、接し方、対し方も人それぞれにニュアンスが違うだろう。それらをすべて一緒くたにして、音楽は素晴らしい!という方向性だけに話を進める強引さが鼻につく。人物に深みがないのだ。
広瀬すずちゃんはとても可愛かったが、演じる役は上っ面の類型で、そこに人生はない。
美しい嘘
広瀬すずが良かった。
天真爛漫な性格はとても良かった。
途中、5,6回は泣きそうになった。
ストレートに感動できる作品だった。
出演者は若い人が多かったけど、しっかり役になりきれていたと思う。
もう1回観たいと思った。
主題歌ともマッチしていて完璧だった。
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