劇場公開日 2025年4月4日

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「まるで昭和の刑事もののような、独断専行型で人情味溢れる暴走刑事 対する大企業のドラ息子の悪党ぶり 昔ながらの話でも、これだけ面白い!」ベテラン ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5まるで昭和の刑事もののような、独断専行型で人情味溢れる暴走刑事 対する大企業のドラ息子の悪党ぶり 昔ながらの話でも、これだけ面白い!

2025年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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興奮

2作目公開を前に予習。
昔ながらの捜査手法で、正義感溢れるベテラン刑事が、財閥御曹司の悪事を暴く。

まるで昭和の刑事のような、独断専行型で人情味溢れる暴走刑事がアツイ。
対する、大企業のドラ息子の悪さ加減が半端ない。
薬を常用し、常に周囲の者に暴力を振るう、特に冒頭のパーティーでの女性の扱いは本当に嫌な感じ。
終盤の街中でのカー・アクションからの格闘の下りが迫力満点。
また、唯一の女刑事の豪快さや、ただの嫌な上司かと思わせて実はやっぱりアツかった署長もよかった。
ありがちかもしれない話でも、作り方によってはこれだけ面白くなるという発見がありました。

ITOYA