「"額縁屋"」コールド・バレット 凍てついた七月 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0"額縁屋"

2020年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

額縁職人で家族に内緒なハードボイルド活動は、ヴェンダースの「アメリカの友人」に習ったか?
それとも、パトリシア・ハイスミス??

ガラッと変わる物語、後半からの展開を考えると前半部分のサスペンス・スリラー要素は邪魔に思える。

陽気な雰囲気を醸し出す"マルボロマン"の登場から話も失速気味に、地味な主演俳優はサム・シェパードに乗っ取られて存在が霞んでしまう。

お決まりの銃撃戦、大掛かりに要塞を舞台にビデオショップの時点でケリは付けられた筈。

主人公が参入する意味がわからないし、警察の存在も有耶無耶に!?

万年 東一