「お勤め、ご苦労様です‼️」カリートの道　活動写真愛好家さんの映画レビュー（感想・評価）

「スカーフェイス」のデ・パルマ監督とアル・パチーノのコンビで描く、ギャング映画の定番 "出所後" 物語‼️かつて暗黒街の大物として鳴らしたカリートは、刑務所を出所してかたぎになろうとするが、恩人弁護士の危機を救ったことから再び抗争に巻き込まれる・・・‼️今作はバイオレンス・アクションは少し控えめに、出所後の世間の変わり様に直面したカリートの戸惑いや切なげな生き様が、渋く描かれた作品ですね‼️それでもデ・パルマ監督お得意のカメラワークやアクション演出は冴えに冴え、電車内で追われるシーンや、グランド・セントラル・ステーションの構内でずらりと並んだエスカレーター群を舞台にしたチェイスと撃ち合いは素晴らしいの一言‼️ヒロインのペネロープ・アン・ミラーが裸で待つ部屋の扉を体当たりでぶち破り、彼女にキスをするカリートことアル・パチーノがホントにカッコいい‼️