「遺族の苦悩。荒唐無稽なストーリーの中で、光るテーマ。」復讐したい 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
遺族の苦悩。荒唐無稽なストーリーの中で、光るテーマ。
【賛否両論チェック】
賛:大切な人の仇を取るために、凶悪犯に立ち向かう遺族達の戦いが、緊迫した世界観の中で描かれていくのが印象的。
否:設定はかなり荒唐無稽で、無理もありそう。グロシーンも結構あり。
まずタイトルからしてかなりショッキングな訳ですが(笑)、ストーリーもそれに違わず、かなり壮絶です。大切な人を殺され、凶悪犯に対して自分の手で仇を取ろうとする遺族の人々の葛藤が、緊迫感溢れる展開で描かれていきます。設定そのものはかなり荒唐無稽なんですが、それを感じさせないくらい、気がつくと世界観に引き込まれています。
ラストは意外とあっさりしている感がありますが、かと思って油断していると、スゴいところで終わります(笑)。気になった方は、是非観てみて下さい。
足や耳が切断されていたりと、グロシーンは結構多めですので、そこだけご注意を。
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