「「縁」というテーマを大切に作った作品」縁 The Bride of Izumo おちゃさんの映画レビュー(感想・評価)
「縁」というテーマを大切に作った作品
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「縁」という言葉は「運命」と置き換えられるものではなく「人間一人一人と大切に向き合う」という意味を含んでいる言葉なのだと気づかされました。
現代日本では欲望や経済成長を考えなしに追い求めて、代償として悲劇が起きていると思います。
例えば先日のスキーバス転落事故もそうだと思います。
経済優先で人命に対する意識が薄れていたのだと。
神様という概念は、人が大切な事を見失わずに行動するための大切な文化なのだと思いました。
映像・音楽・展開・演技、いずれもテーマを表現するために上品に作り込まれていました。ともすれば地域色が強く、役者さんにとっては敷居の高い作品だと思いますが、美しく丁寧に演じてくれた佐々木希さんとキャストの皆さんにお礼を言いたいです。
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