わたしはマララのレビュー・感想・評価
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すごい世界だよなぁ……(´・ω・`)
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フィクションの世界を軽く超えている現実……。
内容としては基本的に「マララさん賞賛」で見聞きしたことがあるものが多かったけれど、そのなかで普段の彼女の生活シーンはなかなか知ることができないぶんこの映画の目玉だと思う。
俳優のブラットピットやテニスプレーヤーのロジャーフェデラーの画像を見てにやにやするところとか、イギリスの学校でのまわりと馴染めているかどうか不安を口するところ、ボーイフレンドについての質問に対して恥ずかしがって答えるところ、家族間のやりとりとり(特に弟たちとの会話や腕相撲のところは笑った)など、よくご本人が言っている「わたしは普通の女の子」という面がよくわかるつくりになっている。
一部世間でのマララさん批判も取り上げられている。ほんのすこし。もう少しこういった声もあると尺を長くしても良いかなと思ったが、まあそれだと映画の主旨からずれてしまうからこれくらいが限界か。入れただけでも評価するべきだろう。
監督が最後のマララさんに対してする質問も上記の批判を受けるかたちでよかったように思う。
「今のあなたの人生はあなた自身が選んだものだろうか。父親から与えられた(押し付けられた)ものではないだろうか」
それに対する答えはイメージどおりの彼女のものであったが、答えるまで少し間があったのが印象に残った。
その他、パンフレットにある雨宮まみさんの文章は素朴ながらも内容として大変読み応えがあった。ぜひ読んでほしい。
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