ディストラクション・ベイビーズのレビュー・感想・評価
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狂気に次ぐ狂気!
最高だ!こういうのがずっと観たかった!
展開やプロットなんぞどうでもよくて、とにかく溢れんばかりの狂気に次ぐ狂気!
柳楽優弥の顔が最初に映し出されたときのあの眼!一発で引き込まれた。
その後のリミッターを外したリアルな肉弾暴力描写、殴打音。最高!
ほとんど台詞のない柳楽優弥の狂気に満ちた演技は終始圧巻。ものすごいオーラ。
日本映画常連の菅田将暉、池松壮亮の小物感溢れるその辺の若者、相変わらず絶品である。小松菜奈の下品感もいい。村上虹郎君のモヤモヤ高校生感もいい。でんでんはいわずもがな。
松山・三津浜の地方都市描写も素晴らしい。特に松山歓楽街でのチンピラとの喧嘩の実在感は凄い。三津浜の喧嘩祭りとの相関を仄めかすのもうまい。
向井秀徳の音楽の世界観もピタリ。
真利子監督、このヌルい日本映画界に価値ある風穴を開けたのではやいだろうか。
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狂気。
狂った奴の心が、何を感じ、考え、その行動に至ったのか。
この映画を観て、暴力の先にある結末、人間の心に宿る狂気を感じ、人間が人間である意味を考えさせられた。
この映画の制作に携わったスタッフ、俳優陣の苦悩は、大変なものだったと思う。
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