ディストラクション・ベイビーズのレビュー・感想・評価
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おわー、ナンジャコリャ。 日本人(だけじゃないけど)のケンカ祭り感...
おわー、ナンジャコリャ。
日本人(だけじゃないけど)のケンカ祭り感てことか?殴り合いのコミュニケーション?
菅田将暉くんの心情はわかりやすいけど、柳楽くんは…愛情中毒ってことかなあ?
コマツナナちゃんのキレっぷりにスカッとした。これ、誰しもどこかでスカッとしてしまうな。
とにかくケンカシーンのリアルさが凄い。痛い!ばちん!監督は殴り合いの経験あるんだろうね…。クローズとかいうアイドルヤンキー映画とは違うねえ。
こんな邦画があったとは。これこそカンヌものなのでは?
対比と、謎
なんか気になって最後まで見てしまった。
ストーリー的にはうげっ、暴力、下衆醜悪って感じだけど、キャストの顔が異様に綺麗。血まみれの顔がこんなに美しいとは
多分、結構変態。作り物とわかってるから見られる。なぜか気になる、何故かは本当にわからない。
メッセージを求めちゃいけない。
なんだこりゃ⁈
暴力、暴力、暴力…。
ずっと人を殴り続けるシーンが続きます。
豪華キャストが期待できるかと思いましたが、内容は思ったより殺伐としていて、殴る蹴る、血だらけ、涙、涙、涙という感じ…。
悲しいというよりも、やられる前にやらないと、自分がやられるという危機的状況に追いやられます。
もっと意味のある話かと思いきや、最後まで一体何がしたかったのか分からないのでした。
怖いという気持ちが真っ先に浮かぶのは、監督の雰囲気のせいなのか?
柳楽優弥くんがほとんど喋らなかったからなのか…。
豪華キャストが勿体無く感じました。
若者達の行き場のない感情を投影するかのような存在の主人公。行き詰ま...
若者達の行き場のない感情を投影するかのような存在の主人公。行き詰まり脱落していく若者を横目に、一人だけ自由に羽ばたいている。挑発して人間の弱さ、醜さを引きずり出す怪物は、絶対に捕まらないだろうたたずまいで消えていく。
13
☆☆☆★★ 初めて「イエローキッド」を観た時の衝撃は忘れられない。...
☆☆☆★★
初めて「イエローキッド」を観た時の衝撃は忘れられない。
僅か200万円で製作された日本のインディペンデントの映画が、数百億の巨費を投じたハリウッドの超大作より、遥かにスリリングで映画的興奮に満ち溢れていたのだから。
監督真利子哲也は、「極東のマンション」に於ける内側からの危うい暴力の沸き上がりを携え、世界の映画界に対しての宣戦布告を行った。
そして私が驚愕した「イエローキッド」では、妄想と現実との狭間で責めぎ合う暴力への誘いを提示し、主人公を介した監督自らの暴力に対する殻を割り始めたのだろう。
だが、それはまだ自身の内なる闘いの一つにすぎなかった…とは言えないだろうか?。更なる暴力の爆発は今回の序章にすぎなかったのだ。
今回真利子哲也が描く暴力の世界観は、SNSを介して徐々に社会へと浸透して行く。その実態はまるで、ウィルスが寄生虫の様に動物を媒介し寄生して行く様を見せられている様だった。或いは、宇宙人が人間を侵略して行くかの様に…。
「イエローキッド」のラストでのどんでん返しを押し進める様に。今回の作品では、冒頭とラストに於けるあざやかな切り返しを見せ、映画作家としての進化を世界に示す。
今後益々、真利子哲也ウィルスは世界へ向けてばらまかれて行く事だろう。
2016年5月26日 テアトル新宿
柳楽優弥の存在感
暴力に支配され、無作為に人を殴る蹴る。そこには明確な思想は無い。
行き過ぎた暴力は暴走し、人が死ぬ。
暴行犯は殺人者になる。
柳楽優弥の圧倒的な悪。
暴力をふるうことになんの躊躇いも無い、一貫した姿勢。
全編を通して喧嘩のアクションは見事。
存在感溢れる演技力。
無軌道な暴力のその先には…
理由もなく通行人に突然殴りかかり、相手が気を失っても血塗れになるまで殴り続ける主人公。
エンタメ性を欠いたリアルな殴り合いは見ていてひたすら不快だ。
ただし、一本の映画としてつまらなかったかと言ったらそうではない。
時計仕掛けのオレンジのアレックスのそれとも違う、主人公が理由なき暴力を加速させるのはそれ自体が生の快感だからなのだろうか。
常人ではまず理解し得ない。
マスコミの報道では分からない理由なき犯行の一端を垣間見た気がする。
柳楽優弥演じる狂気に満ちた主人公の鋭い目つきは一度見たら忘れないだろう。
映画という名の暴力
内容を一言で表現するなら
『ひたむきな暴力』
「楽しければええけん」
このセリフが全てを物語ってます。
エンタメ要素は皆無。ただ純粋に俳優たちのキチガイ”演技が“蔓延”している。
菅田将暉の「早よ出せや」と運転席を蹴るシーンはリアル。
リアリティを追求した青春映画を期待してみたら、つまらないと一蹴出来てしまう。
ここにあるのは胸糞悪い程のリアル。
リアリティとリアルは別物。
108分の作品だが、体感3時間以上。
いい意味でも悪い意味でも。
ずっと胸糞過ぎて息苦しい。
柳楽優弥のキチガイの笑みが最高を達している。
“コレ”だけでこの映画は成立している。
役者さんの方言が全員完璧。
でんでんさんはもう地元の人。
やっぱいい味出すな〜でんでん(笑)
決して万人ウケはしないし、誰かに勧めるのも気がひける。
映画通を気取って語り合うのも違う。
だって「楽しければええけん」
ただ愛媛県民として言えるのは
『大街道をスケボーで移動するオシャレな人間はおらんよ』
普通の人の知らない世界
少しでも壊れかけた経験がある人にしかわからない作品のように思う。一線を超えそうな経験ある人は意外と多いけど、壊れる前に普通は止まる。超えてしまった人はさらに壊れる。よくみる事件や問題はそんな感じで起きて、普通の人の目にとまる。他人事のように感じながらニュースや噂で聞いたりして。いろいろ、考えさせられた。映画を見て楽しむような人種には、こういった感情の葛藤を経験した人はあまりいないだろうから、共感は得られない部分があるのだと、自分なりに理解した。
監督が園子温好きだね。
キャストは若手のホープで豪華だし社会派映画だしいいんじゃないの。ただアメリカの90年代の暴力映画をよく見てた監督だしん。まぁ〜おもしろ味ないしん。オチもないしん。この映画観て若者たち また影響されんだろなー⁈
どうせなら恨みツラミもっともっと人を憎んで人に暴力をあたえる感じにして欲しかったな。
監督 鬼才になれるよ(๑>◡<๑)
感想見ると、賛否の両方のようだ。 脈絡なく街中でケンカにしていく兄...
感想見ると、賛否の両方のようだ。
脈絡なく街中でケンカにしていく兄と、他に身内がおらずその兄を慕う弟。
途中で調子よく仲間になる青年。
そして盗んだ車に居合わせたキャバ嬢。
兄は口数少ないが、たまに発するのは「面白ければいいじゃん」
愉快犯のような言動。
探していた弟は結局兄を発見できずすれ違いに。
とりあえず乱闘シーン・逃走シーンがほとんどなのでそこから何かを読み取らないといけないが、グロいのでちょっとそれ以上踏み込めなかった。
これは松山の地域振興の宣伝にはならないなぁ。
いまいち面白さが無い
序盤から中盤までは若者の暴走っぷりが面白かったがそのうち意味不明となる。特に柳楽優弥が無口すぎて何を考えているか判らないし出てくる人が皆くずばかりで怪我したり死んでも観客は何も共感も感じない。
映画館で観たら後悔すること間違いなし。
思想ゼロ
んー、いまいち。
思想がない。
確かに柳楽は特に序盤はやばい感じが良かったけど、
思想が無く何もしゃべらないから
特に何も伝わってこない。
これは脚本とか監督が悪い。
ただ人殴ってるだけの映画だなぁ。
何が言いたいのか、学生の自主作成映画みたい。
若手有望株の無駄遣い
愛媛県の小さな港町で喧嘩に明け暮れる泰良か所も人も構わず喧嘩を吹っかけながら闊歩していく様を描いたロードムービー。
主演に柳楽優弥、共演に菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮と2016年の時点で既に贅沢であったろう演技派の実力派を揃えたキャスト陣。
まず言いたいのはこんなに器用な若手揃えてなんてもったいないことをするんだろうか。。といったこと。
こんなに登場人物らの心境を理解できない作品久しぶりに観た。
主人公の泰良が喧嘩をする理由もその弟翔太が兄を探し求めて苦悩する理由もよくわからない。
最後にその目的が明かされるのかと思いつつ観続けるももとくにそういった言及もなしに終了。
観客に考察を丸投げしてる気がした。
もう少し各キャラクターのバックグラウンドの描写もあってもよかったろうに。
理解するといった意味ではだいぶ難しく厳しい評価になる作品。
しかし雰囲気と役者陣の演技力といった点はだいぶすごい。
冒頭、地元の港町を抜け出して繁華街へと繰り出す泰良。目的地もなくフラフラと歩く薄汚い格好をした泰良の背中を長回しでゆっくりと撮り続けるシーン。
なぜかわからないがここに痺れた笑。そして突然歩いていたバンドマンに襲いかかる泰良。まったくわけがわからないが柳楽優弥の放つギラギラの狂気にヤられた。
そしておよそだいたいの人がご覧になって感じたであろうことがこんな菅田将暉は見たくなかったみたいなとこかなと思う笑。
泰良の圧倒的な強さに憧れ、面白そうだという理由だけで泰良に帯同。猛獣使いの気分で泰良を意のままに操り、自身も強くなった気になり、主に女性に暴力を振るカスぶりを披露。
徐々に自身の手に余る行動をみせる泰良にイラつきを募らせ、半ば拉致扱いのように同行させることになった那奈を叩く怒鳴る蹴るなどやりたい放題。
小松菜奈は菅田将暉と共演するたびに乱暴されている気がする。弱みでも握られてんのか?笑
良く言えば演技派の雰囲気映画、悪く言えば雑なバイオレンスムービー。
歩いているだけで様になる、柳楽優弥の怪演は必見モノ。いつの間にかこんなに立派になりやがって。。(向こうのが年上)
あとTHIS IS 向井秀徳が劇伴を担当していたらしいが冒頭とラストにお得意のギュイィィィィィンンンギターリフが流れてくるくらいでそんなにテンション上がらなかった笑。
何よりタイトルが使いたかっただけなのかもね。
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