「暴力映画」ディストラクション・ベイビーズ にさんの映画レビュー(感想・評価)
暴力映画
柳楽優弥さんとこういった系統の映画が好きで、やっとこさ観ました。
まず初めに、「映画にメッセージ性を求める」方にはお勧めしません。胸糞、とまではいきませんが誰も救われないしクズはクズのまま死にます。
因みにわたしは特に映画にメッセージ性を求めているわけで無く、「自分が何か気づければいい」精神で映画を楽しんでいます。
主人公の過去の描写は無く、主人公という名の人間に「暴力」というオプションを付けた上でストーリーを作っていった、という感じですね。
個人的に好きだったのがギターとドラムのBGMです。こういった系統ではよく使われそうな感じなのですが、臭い感じがかえってエモーショナルな雰囲気を感じさせられます。
主人公の人生を遡ることもなく、ただただ感情のままに生きる登場人物が描きます。
大事なことなのでもう一度言いますが、「映画にメッセージ性を求める」方にはお勧めしません。胸糞、暴力、衝撃(大したことはないです。)に程々耐性がある方は是非一度見て頂きたい。
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