「とにかくギラギラした目」ディストラクション・ベイビーズ 西にぃさんの映画レビュー(感想・評価)
とにかくギラギラした目
ひたすら殴る蹴るの2時間(^_^;)
感動やカタルシスとは全く無縁の映画で、柳楽優弥さんのギラギラとした目が、とにかく一番の印象です。
暴力に満ちあふれていて、嫌な気分になる人も多いでしょうね。
でも…理不尽なまでの暴力と
それに巻き込まれ、狂気へと突き進んでいく周囲の人間の感情が上手く描写されていて、
映画としての完成度はとても高く、十二分に評価されるべき作品だと感じました。
薬にも毒にもならない、よくある地方ロケの作品なんかより、全然「映画だな!」って思います。「毒」しかないですが。
コメントする