「それでもみんな生きていく」永い言い訳 サマースノーさんの映画レビュー(感想・評価)
それでもみんな生きていく
ここ何年かで一番涙が出た作品でした。
おそらく、心情的に共感するところが多いからかな。
本木雅弘さんをこんなに身近に感じたのは初めてです。
ダメ男イケメンの衣笠幸夫が、ほんの少し変化していく希望の物語り。
浮気相手とお葬式の後に愛のないセックスをするシーンは本当に気分が悪かったけど…
そして、竹原ピストルさんが対照的に純粋で一生懸命な夫を秀逸に演じていて心が洗われました。
長く生きていると、完璧な人間などいないと本当に思う。
でも、西川美和監督は人間の性善説を信じているのだと思う。
いつも心の中に小さな灯を残してくれてありがとうございますと言いたい。
とても感動したので、レビューを書くのにちゃんと頭を整理してから…と思って時間を置いていたら、
そのまま時間が過ぎ、細かい部分を忘れてしまうという低堕落。
でも、書きているうちにさまざまなシーンを思い出しました。
永い言い訳
というタイトルも好き
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