「モックンはモックン。」永い言い訳 puccinoさんの映画レビュー(感想・評価)
モックンはモックン。
この監督に興味があって観に行きました。
主演のモックンって50歳なんですね。
歳を感じさせないし、生活感もない。
それがモックンのいいところ。
いつも男前。
だからもっとボロボロにやつれ果てた
モックンの姿を期待していたし観たかった。
カッコ悪いシーンも沢山あったのですが
熱演は感じられるのに、なぜか芝居くさい。
グシャグシャになるぐらい涙や鼻水垂らしながら
泣きじゃくる場面があっても良かったのかなと。
自分に対するやるせなさ、どん底感など
いまいち深い所まで心に伝わってこなかった…
やっぱりモックンの顔がカッコ良すぎるのが原因?
期待していたのは、これまでのモックンと違った
新しい側面をもっと観せて欲しかった。
もっと人間臭くて、心の奥深くをえぐるような暗い闇を
全身で表現して欲しかった。
子供達や竹原ピストルが素に近い演技だけに
モックンの本当の素の姿が見たかった。
そしたら何かしらの心に残るものがあったかもしれないなぁ。
コメントする