スキャナー 記憶のカケラをよむ男のレビュー・感想・評価
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脚本家・古沢良太の実力発揮作
野村萬斎の独特な演技も良く、しかし矢張り古沢良太の脚本の凄さに脱帽する一作である。現在の邦画界で彼のレベルの脚本が書ける人物がどれだけいるのだろうか?
なかなかの面白さ。思念というSFな設定だが、「人の記憶や思いであり...
なかなかの面白さ。思念というSFな設定だが、「人の記憶や思いであり、ちゃんと読み取れない、主観なので全ては見えない」というあたりの設定が事件を導いたり、展開させていくので見応えはある。思念が犯人とか言い出したときはどうしようかと思ったが、ちゃんと犯人が出てきて良かった。まあまあ意外性のある感じだし。〔まあ、動機は無茶苦茶なんだけど、安田頑張ってなぁ〕木村文乃の生徒を守るための英断は出来すぎている気もするが感動的とも言える。主人公の個性が印象から消えている…。色々とツッコミどころはあるだろうがそこそこ楽しめたし良かったと思う。犯人が分かっていながらもう一回観てみてもいいかも
評価は低めだけど
以下、人のレビューをみて
感情移入は確かに出来ないかなとは思う。〔そこを楽しむかどうかは別として〕あと、ドラマの案。確かに高い金額払って観に来るのかといわれると難しい人もいるので考えものである。
先が読めなく面白い!
最後まで犯人が誰か分からず、面白かったです。
野村萬斎さんと宮迫博之さんのかけあいも面白い。安田章大くんの演技力も素晴らしかったです。
7本目。多くの伏線を見事に回収できた作品。
野村萬斎さんが初めて現代劇に挑んだ本作品。
最初、それを聞いたとき、意外性を感じた。
でも、それと同時に、新しい一面を見れるという点で、興味をもった作品である。
ストーリーの展開としては、典型的なサスペンス、という感じだった。
比較的分かりやすく、色んな伏線を時間内に回収できたため、スッキリ見れる映画だった。
最初に映る子どもたちの正体、
雪絵先生が「マイティーズ」のファンである本当の理由、
所々にある疑問が、作品の中で明らかになるという点で、とても面白い作品だった、
ただ、割と最初の方から、真犯人がバレバレのような気がするのだが(笑)
だから、初めから気づいた人も多いのでは?
萬斎さんと宮迫さんのコンビも面白かった。
人間嫌いの仙石と、ただのクズな丸山。
コミュ力やら考え方やら、何もかも正反対な二人。
だけど、それぞれが助け合って、事件解決へと導く姿は、とても良いコンビだなぁと思った。
萬斎さん演じる仙石の根暗で人間嫌いなところは、なんとなく分かる気がするなぁ。
でも、時間が進むにつれて、「人間も悪くないな」と思ったのは、大きな一歩だ。
「残留思念」という才能を、人のために使ったことで、そう思ったのだろう。
宮迫さんに関しては、役作り0じゃないっすか(笑)
でも、唯一違うのが、標準語を話されてたところ。
宮迫さんは関西人だよね?、と確認したいくらいだった。
杉咲花さんも演技が上手くて何より。
あと、ちょっと贔屓目になるが、
安田くんがとてもおいしい役だった。
全体いいが確かにテレビシリーズの方が適切だとー
万斎さんやっぱりかっこいい!(先にこの一言。
ミステリープラス特殊能力って結構気にいり、
最後まで楽しめた!役者の演技力全体もすごかったし、特徴もつけられてる。
が
話には結構誇張する部分があって特に最後犯人と対峙するとき、記憶・特殊能力などの処理は曖昧でストーリーにごまかしているかのように思った。
確かに最後万斎さんのあのセリフもあやふやな感じで、なぜそのように思えるか事件が心理的に彼をどのふうに変化を起こしたかよく分からない。木村文乃さんのあの先生役も事件経験も影響がそんなに深くもないかとー
主人公についてまだ謎も多い!
そんなに複雑な話でもないし、テレビシリーズになってもっと詳しく根掘り葉掘りされた内容を見たい!
映画ならせめて続編!
でも最後のペンダントの話が暖かくて好き。いい締めはなっていると思う。
見るがい映画であるのは確実!
終わりがちょっと
野村萬斎が好きなので観に行きました。
宮迫とのやり取りの演技はさすが。映画の発想も面白いし、シナリオも、質のいいサスペンスを観ているようで結構楽しめます。
ただ、終わりの野村萬斎のセリフはちょっと。。なんか響かないなぁ。
孤独な萬斎。
脚本・古沢良太に惹かれて観に行ったが、野村萬斎に当て書き
したオリジナルという意味では標準点ながら、どうもスッキリ
しない終着点という仕上がり。何気に合っていないというか…
ドタバタでもなく、喜劇にもならず、悲劇にしては単純すぎる。
後半のどんでん返しで「あ~」とはなるが、それまでの伏線は何?
というくらいにお粗末では、せっかくのキャストが勿体なく感
じられる。萬斎本人の強烈な個性を活かすところまではいかず
無難に仕上げてしまった感じ。とはいえミステリーなのだから
ストーリー性を欠くワケにもいかないし…という感じで苦しい
面が観ていても分かる。発想と効果に期待が持てるので構成を
もっと綿密に練るべきだったような…映画にするくらいならね。
(何で病弱な女の子はいつも白いワンピなんだろうな^^;不思議)
杉咲花、野村萬斎、木村文乃
杉咲花の表情が良かった。萬斎様に操作をお願いするシーンや最後殺されそうになってるときとかね。ホラー映画も似合うんじゃないかな。
萬斎様は最初、過剰にヘンテコな演技なのね。それが最後に効いてきて、シリアスシーンで「ビシっ」と演技されたときは泣いた。
木村文乃が綺麗だった。萬斎様のマドンナ的位置づけになるんだけど、こんな人いたら絶対惚れるわと思ったもん。
話は、設定とストーリーを紹介して終わりという感じがなくはない。
ラストは「ここで終わらないでどうすんの?」と思って観てて、ラストシーンは「しょーもな」と思ったので、もうちょっと早く切ってもらいたかったな。
悲しすぎる真相。異色だが本格的なミステリー!!
【賛否両論チェック】
賛:先の読めない展開と、伏線の見事な回収が、まさに本格ミステリー。人間不信だった主人公が、事件を通して少しずつ変わっていく姿も印象的。
否:結構ホラーテイストなシーンが多いので、苦手な人には不向きかも。展開も少しだけ強引。
「記憶を読み取れる」という異色な人物が主人公ではありますが、ストーリーはまさに本格的なミステリーです。散りばめられた伏線の回収も見事で、ラストも1本取られます。
「そう来ましたか!!」
っていう感じです(笑)。
そして主人公自身も、その能力ゆえに人間が持つ醜い部分を知りすぎて苦しみ、他人と関わらずに生きてきたという傷を背負っています。そんな彼が、亜美や雪絵の純粋な心に出逢い、事件を通して少しずつその人柄が変化していく様子も、また印象に残ります。
若干ホラーチックなところもありますが、ミステリー好きな人には是非オススメです。
良かった!
最初は笑えて最後はボロ泣きでした。
細かい感想はネタバレになるので伏せますが個人的にはかなりの名作だと思います。
予想外の結末や細かい伏線とかが本当にすごい!
ドラマなどで続編を見てみたい作品になったのは確かです。
このまま映画だけで終わらせるのはもったいない!
ぜひ続編を希望します!
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