トランス・ワールドのレビュー・感想・評価
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ハンス→サマンサ→ジュディ→トム
[微妙な点]
位置関係が分かりづらい
トムとサマンサの描写が少なめ
ハンスの物分りが異様に悪い
過程や理屈は省略
謎が謎のまま
[いい部分]
焦燥感を感じさせるいい雰囲気
90分で気楽に見れる
あっさりしてるいいエンディング
序盤は退屈、予想できる展開だが味わい深い
あまり期待せずに見ましたが、オススメです。
起承転結の起…導入は珍しくも無い切り口かもしれません。
最初はちょっとダルい感じもします。
承…同じように迷ってきた3人が集まります。
転…序盤から響いていた拳銃の音の理由が分かります
結…予想通りハッピーなエンディングです。が、それがとても嬉しいです。
もう一度、見直してもいいと思いました。
予想のつく展開とオチかもしれませんが、とても綺麗な作品です。
こうなるのか〜!!
密室ではない密室もの。
しばらくピリピリとした空気が続き、徐々に謎が明かされるとともにどういうこと?となり、終盤すべてが繋がっていく。面白かったです。
最後◯◯から逃げるシーンのCGがちょっと安っぽくてそれだけ残念。
掘り出し物みっけ!
これめっちゃ面白い!
徐々に小屋の謎やみんなの関係性がわかっていく過程がたまらん。
次はどうなるのってずっとワクワクさせる。
最後もハッピーエンドで清々しいし、実はあの人が持っている◯◯に秘密が…ってオチも最高。
出演者も美男美女で素敵。
特にサラ・パクストンが綺麗すぎて大ファンになった。
他の出演作品も観てみたいなー。
考えてはダメ
全てを回収しようと思ったらダメです。映画なのですから。
非現実を楽しめるのも映画だと思います。
面白かったと思います。
B級とのレビューも多くありましたが、映画の面白さは、お金をかけたからどうと言う事ではないということです。
確かに、舞台化もできそう。。。
3.5か4.0しか選べず、3.5としましたが、細かく選べたら3.7ぐらいにしたかと。
時空を超えた家族の絆
近場の映画館での公開は無く、話題にもならなかった作品でしたが、Amazon primeで高評価だったので、鑑賞。いい意味で期待を裏切り、最後まで、謎が謎を呼ぶミステリーとしての面白さを堪能。
前半は、ミステリー・サバイバルの様相で,展開していくが、後半からは時空を超えたSF要素も絡み始める。ラストは,それだけに終わらず,思いもよらない家族の絆がテーマとなっていく。内容としては、それほど目新しいモノではないが、偶然に出会った登場人物が、実は必然だったという反転するシチュエーションは、斬新と言える。
登場人物も主に4人だけ。最初は、別々の目的地に向かう途中で、山道で事故やガス欠となった男と女が、助けを求めて、山中を彷徨う中で山小屋で遭遇。しかし、そこが何処なのかも分からず,連絡手段も無く夜を明かす。そこに新たに若い女性も加わり、サバイバルな生活が始まるのだが、そこの場の違和感を感じ始める。
その違和感こそが、本作の謎の要因であり、それが明らかになった時には、「そういうことだったのか」とその展開と演出の巧みさに、引き込まれた。そこで、題名でもある『トランス・ワールド』の意味にも、納得した。
主演は、『ファンタスティック・ビースト』にも出演していた、キャサリン・ウォーターストンが、弱々しく妊娠している女性を演じ、その妊娠こそが、この作品の顛末へと結びついていく。また、あのクイント・
イーストウッドの子供であるスコット・イーストウッドが、サバイバルのリーダー的な役割を演じ、歌手でもあるサラ・パクストンが、スレた悪女を演じている。
その訳は?
ファンタジーって柄じゃないんであまり見ないんですよ
ディズニーランドも気恥ずかしくってねー
同じ空想世界ならSFや脳内でトリップするような不思議なものがいいですね
そんな感じのこの作品
変えられるものなら変えてしまいたい過去は二つほどあります
どちらも命に関わること
あの時こうしていたら、もっと別の言い方をしていたら
もしかしてそうはならなかったんじゃないか?
人生にいくつもないことです、さすがにあの時は辛かった
ほんとに飯が食えなかったからなー
まさか映画のレビューに書けるようになるなんで思いもしなかったです
所詮はファンタジー、叶わぬ夢であり変わらぬ現実です
拾いもの
劇場未公開の超インディース作だが、演者らが今考えると豪華である。また、最大の魅力なのがストーリー構成が秀逸な所だ。演者と緻密な脚本という二つの武器が揃っている本作こそ、劇場でも公開して良かったかも知れない。画的には非常に地味だが、アホ丸出しのB級SFを観るなら低予算でも本作を大スクリーンで観てみたい気もする。どこか安っぽい映像の強盗シーンから始まり、極小サイズの掘っ立て小屋に男女が三人。プロット的にソリッド・シチュエーション的な物語だと推測して観ていたが、ちょっとした事で食い違う話等が出てきてからはガラリとその印象が変わる。そして、次々と点と点が繋がっていき、最後に見事回収されるのである。
映像的にどうしてもチープさが滲み出ているのはもったいないが、作品としては本当に良く練られていたと思う。鑑賞後に全てを分かった上でもう一度鑑賞するとより楽しめるだろう。
低予算の成功例では
これ、かなりの低予算で製作できるのでは。
その中で、これだけのスリリング、意識の引き付け具合、
うまくいってると思う。
短い時間でまとめたのもいい。
内容も、オチもいい。
もっとちんぷになりそうなところを、うまく緊張感を保っている。
こういう映画を見ると、金がなくても面白い映画は作れると、思わせられる。
無抵抗に生きてもいいし、そうでなくてもいい
人生は偶然の積み重ねでしかない。
その人がどんな環境でどんな人間になるかは、
毎日訪れる少しの選択が後々を作っていく。
無常の流れの一部でしかない。
そう思うと、良い意味で割り切って
前向きに生きれる気がする。
確かにアニメの君の……
初め何だろう。と なかなか状況が呑み込めなかった。ひとり二人そして三人の共通することが分かってきた処から謎がみえてきた
なるほどね~
このstoryどこかで観たことがある
多分。アニメを知らなかったら感動ものですが知ってしまっているので感動が薄いです
でも。おもしろかった
そういう集まり!?
不思議な山小屋にたどり着いた、一見何の接点もないように見える男女。実は繋がりがあり、、、そういうことか!っていうアハ体験(古い?)がまず良かった。
終わり方も良い。タイムトリップ系は、未来が変えられる場合と、どう頑張っても無理って場合があるからハラハラした。
戦死するはずだった男性の生死が、ひ孫の代まで重大な影響を及ぼすっていうことが、少々気の毒ではある。去る人は、残される人たちの幸せを願うものだから。
おうち-293
Really why
※出典 月曜から○ふかし
『ザ・ギフト』や『トライアングル』、『ゴーン・ガール』が好きな方は見た方がいいです。
その中でも『ザ・ギフト』のような絶望系イヤサス、『トライアングル』『ゴーン・ガール』のようなグロが少し嫌という方には、本作はぴったり。
さまよう3人の男女が山小屋に集結してから、謎が解き明かされるまで、目が話せません。
謎が解き明かされたあとも、ストーリーが失速することなく面白いのが秀逸。
個人的に、謎解き冒険サスペンス物はスピード感を重視してるので、短尺なものが好み。
本作は89分。週末の土曜日の夜中2時から見てしまいましたよ、、、。
低予算なのに、そんなことを感じさせない(感じる暇を与えない)ストーリー展開と、役者陣の演技力。見終わったら3時半過ぎなのに、瞳孔開きっぱなしです。
そしてそのままレビューを書いて、今4時です、お休みなさい。
低予算ながらも
始まってすぐ金かかってないなと分かるんですが、
山小屋を舞台にしたワンシチュエーションで
最初はホラー映画なのかな?とミスリードさせるような
作りから、
なんか言ってる事が噛み合わないな。
何言ってんだろ?
そう言う事か!
何故ここに?
持ってるそれは何?
なるほど方言う事か!
と飽きさせずに見せてくれる。
何を描いてもネタバレになりそうだけど、
時間も短いし、
ワンシチュエーションでサクッと観れる
なかなか面白い映画でした。
パックマンだ!
車のトラブルで森に迷い込んだ、出会うはずのない3人の男女。
歩いても歩いても森を出られず、気づくとはじめの小屋に戻っている。
聞こえてくる銃声、募る疑惑、この森は何かがおかしい。
ここは何処だ?お前は誰だ?自分は…
ごめんなさい。あらすじ最後はちょっとふざけました。
でも予告見る限り、自分も鑑賞前はこんな感じのイメージだったんです。
確かに初めはこんな感じ、不気味で嫌な空気が漂うスリラー。
でも後半は全く違った。
とにかくこれは前情報無しで見て欲しい。
ある意味予告見て騙されるもありだけど。
この世界の物語であり、地球の物語であり、人間の物語、みんな繋がっている。
かなりB級感が溢れる地味な展開なものの、「え、そっち?そういう系?」な最後までジャンルを掴ませない揺さぶり方はめちゃくちゃ面白い。
物語的にもみんなが主人公なんだと思うけど、冒頭のパルプ・フィクション風強盗からのラストからすると、ジョディが主人公のように思えた。
意味ありげな言動やアイテムなどの伏線が、どう物語に生きてくるのか?
久しぶりによく作られたミステリーを観れて満足!
脚本は大事
インディな低予算映画で、国内の概説ではクリントイーストウッドの息子がでていて、ファンタスティックビーストおよびエイリアンなどのキャサリンウォーターストンがでている──となっている。
が、ごらんになれば解るとおり脚本がいい。脚本家のひとり、(本作はJason Dolanとの共著)Shawn Christensenはシドニーホールの失踪(2017)の監督。
わたしは前にShawn Christensenの長編デビュー映画Before I Disappear(2014)のレビューを書いた。(フィルマに)
本作の監督はどちらかと言えば抵等級映画のプロデューサーで、演出も予算も見劣りする──にもかかわらず、型破りな脚本がぐいぐい観衆を惹きつける。転じて、脚本が映画にとって、どれだけ重要なのかが、わかる映画になっている。
一般にシナリオ書きは地味なしごとだと捉えられている。日本の映画業界は田舎かつ旧弊で、そこに巣くっている村人のあいだでは監督が偉いことになっているので、シナリオを飛ばして監督になり、ラーメン店の主人のように腕を組んでいる巨匠たちで日本映画界は成り立っている。(憶測です。)
しかしシナリオは地味だろうか。
頭角を現すということばがある。
この映画のシナリオはぴかぴか光っている。
ショボい資本に、鋭才の脚本家が乗っていることによって、脚本の重要度を説明できる、価値のある映画になっていると思う。
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