「痛快」バーフバリ 伝説誕生 JIさんの映画レビュー(感想・評価)
痛快
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河で拾われた赤ん坊が、成長し、一人で険しい旅をし、王女を助けて敵の王子を殺し、自分が王族の血をひいていることを告げられるまでの話。
後半50分程は、バーフバリの生い立ちと、彼が王になるまでの過程を見せ、バーフバリの偉大さを語る。
シヴドゥは迷いがなく、笑顔で、めちゃくちゃスゴい運動能力。
ぶっ飛んだ設定で、笑えもするが、ツッコミたくなる感じじゃない。純粋に面白がれて、痛快である。全くイライラしない。
画的には、アクションシーンのスローが印象的。カッコいいショットをビシッと見せていて、キマってる。
全体に良いけど、特に前半、滝を登っていく場面は好き。爽快で歓声を上げたくなる。
それから、カッタッパが「バーフバリ!」と叫ぶシーンが良い。バドラを討ち取ったシヴドゥに、カッタッパが襲いかかって行くが、途中で相手が何者か分かったのでそのままスライディングし「バーフバーリー!」。結構可笑しかった。
歌のbgmが、がっしりと対象の持つ意味を強めていて、本当に気持ちがいい。特に力強い音色が気に入った。
全然知らないけど、インド映画でこういう歌の使い方は普通なんだろうか?
ただ、場面の切り替わりのときに、急に音楽がプツっと切れるところがあったけど、あれは良いのか?ちょっと不自然で気になってしまった。
吹き替えは良いけど、結局歌の歌詞は字幕で出してる。また、言葉が通じない設定の敵にも声を当てている。個人的には、字幕の方が言語の語感込みで楽しめるから好きだが、どっちも良いと思う。
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