「えええっ!?」バーフバリ 伝説誕生 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
えええっ!?
まさかの続編!
その公開が、2016!!
もう、2017だけどっっ!?
…ちゃんと続編も観せてもらえるのかしら。
と、衝撃のエンディングだったわけだが…。
作品的には面白かった。
まるで異文化の作品で…「えっ?なんで?」って思うよりも「ほー、そうするんだ。」と、好奇心をくすぐられる事の方が多かった。
これの元ネタは何なんだろう?
おそらくは神話や民間伝承のような気はする。完全オリジナルとかならマンガ原作とかそういうものだろうか?
とにかく浮世離れが甚だしい!
女性の口説き方しかり、身体能力しかり。
女性の肌に勝手に入れ墨彫ったりする!
しかも彼女が気付かない内に。
寝てたり、蛇に睨まれたりしてる内に!
時間も作法も全く無視だ。
で、この入れ墨は主人公にも入っていて2人の体が合わさると絵柄が完成したりする。
なんちゅう男主体の価値観であろうか?
でも、多分それがインドでは◎なのであろう。
余談ではあるが…
主人公が数千mはあろうかという滝を登るシーンがある。
それは空想上のヒロインに導かれ、彼女を追った先が滝の上の世界なのだけども…。
彼女は歌うのだよ。
腰をくねらせながら、露出の多い衣装で。
「早く会いたい」とか「その腕で抱きとめられたい」とか。
でも…
聞こえてくる歌声は「ホンニャマッカホンニャカホジャマカ」にしか聞こえないのだ!
もう、字幕に突っ込みまくりだ!
絶対そんな甘ったるい歌詞じゃねえだろと。
今思い出しても、そのミスマッチ感に笑いが溢れ、変なとこでクセになりそうな予感がある…ププッ。
話は逸れたが…。
身体能力に至っては、マーベルのヒーローシリーズに名を連ねてもいいくらいだ。
王族は人間とは一線を画すのだろうか?
人間のスペックを凌駕しまくってる。
ただ…撮影期間が長かったのか、時々体がプニョってしてる時がある。
アクションはアングル先行で、テンポもいいが、いちいち絵が決まる。
若干、中国よりなのかと思わなくもないが、しっかりアクションしてた。
それこそハリウッドや大陸に負けないくらいに。
お芝居は、なんだか様式美的な要素が鼻につきはしたが聞きなれない言葉と世界観が合わさって、なんだかオペラを観てるような…次第に気にならなくなってた。
編集はオーソドックスだったなあ。
教科書をなぞってたと思うくらい基本に忠実だったように思う。
とにもかくにも続編だ!
138分っていうか上映時間が長く感じなかったほど楽しかったのだから!
父親の死
家臣の裏切り
現国王への反乱
実母との過去
ざっと挙げただけでもこんなに伏線が残ってる…映画館に行くから、お願い公開して!
って言っても作品自体は本国では公開済みなんだろうけどさ!
うー、消化不良だ!!